10月1日よりダラスで施行される予定でいたダラスの新しいマリファナ法、”cite and release“が保留になりました。
テキサスでは、マリファナの栽培、売買、所持、使用は一切違法であるため、マリファナを所持しているところを警察に見つかってしまえば、逮捕されJailに入れられてしまいます。
しかし、少量のマリファナの所持でいちいち逮捕してJailに入れてたら、警察の手間と時間がかかるし、市民の税金もかかってしまう。 2015年の犯罪統計によると、テキサスでは、マリファナの所持で逮捕された人は6万人。テキサスでの逮捕数の13パーセントを占める。 これにかかった市民の税金は、15億ドル。
そこで、cite and releaseの法律が施行されれば、マリファナを所持しているところを警察に見つかっても、その量が４オンス（１１３グラム）以下で、その人が他にも犯罪を犯してしなければ、後日に裁判所に出頭するように言われチケットを渡されるだけで捕まりはしない。警察は、チケットを渡すだけで、次の仕事へ移れる。
しかし、このシステムがうまく動けば良いが、懸念される点がいくつかある。
まず、４オンス（１１３グラム）のマリファナを少量と呼べるのか。そんな量を持っている人は、自分用に所持しているのではなく売る目的で持っているのだろう、との声もある。
そして、後日、裁判所に出頭しなければならないのだが、ダラスのサイズからして皆が皆出頭するわけがない。それは有り得ないだろう。 出頭しなかった被告人がいたら、その人を捜し当て、裁判所に出頭させなければならない。そうなると、もっと多くの時間とお金がかかってしまう。
cite and releaseが施行されるようになるかどうかは10月半ばに新たに発表される予定である。
Source:
kxan.com/2017/04/13/dallas-police-to-issue-citations-in-marijuana-cases-less-than-4-oz/
www.fox4news.com/news/dallas-could-vote-on-decriminalizing-marijuana
www.nbcdfw.com/news/local/Marijuana-Cite-and-Release-Program-Stalled-in-Dallas-448326093.html
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