ティーンエージは難しい年代だと一般的に言われています。
この年代の子供を持つ親にはいろいろな心配や悩みがあります。
ティーンエージの子供を育てるだけで難しいのに、場所が外国(私たちの場合アメリカ)となると日本で育ったお母さんにはアメリカの文化の中で育つ我がティーンエージを育てる中で理解できない事や無知なことが幾つもあると思います。
そういった日本人のお母さんたちの為に、「ティーンジェネレーション」という無料セミナーが毎月1回、Flower Moundにて行われています。 クラスの場所と時間の詳細はこの記事の一番下を見てください。
セミナーの講師は、日本の教会の牧師さん
アキさんは、フラワーマウンドにある日本の教会、ICCのユースパスターです。
幼いお子さんを二人持つお母さんです。 アキさんは、ティーンの子供を育てたことはないけれど、この11年間ユースパスターとしてアメリカで育つ若い子供達と関る中で、この年代の子供にありがちな問題をたくさん見ています。 現代のティーンにどんな問題があり、それをどう対処していけば良いのかを現役中高生の生の声を参考にしながらこのクラスで日本のお母さんたちを指導してくれます。
アキさんはこのクラスをこのように説明してくれました。
どんなクラスですか?
まず、このクラスは「子育てクラス」ではありません。
現在アメリカで起こっている現状や環境を理解して、その解決法と対策法を一緒に学び、子供の文化を学び、子供を愛していきましょうというクラスです。
また、お母様同士がシェアリングをして、お互いの悩みを助け合ったりもあります。
何歳のお子さんを持つお母さんが参加してますか?
以前はプリティーン(12歳)とティーンのお子さんを持った方のみを対象にしていたのですが、
最近は(とくにアメリカは)色々な問題が年少化していることもあり、
小さなお子様(だいたい8歳くらいでしょうか)をお持ちのお母様方が多く興味を持ってくださり、
最近は「将来の心の準備のために」とクラスに参加してくださるようになりました。
このクラスを始めたきっかけは何ですか?
なぜこのクラスを始めたかといえば、日本で育った日本人のお母様に、アメリカのティーンの状況を知ってほしい!
と心から思ったからです。
聖書には「無知のために私の民は滅びた」という箇所があるのですが、子供を愛する表現の一つとして、「子供の文化を学ぶ」ことができるのではと思います。
日本で育ったお母さんにとって、アメリカでの子育ては未知の世界。
特にアメリカの中高となれば、これまたルールやら常識が違うのも当然で、それを「アメリカではこれが普通」という子供に対して、「お母さんが子供の頃はね!!」とお説教してもあまり通じないものです。
日本で育ったお母さんにとって未知の世界ってどんな事ですか?
普通な子でも事件が起こりやすい場所です。
ごく普通のお嬢さんも、お泊り中に大変なことをしでかしてしまった、という話しがあります。。。
例として、過去にこのようなクラスを教えてくれました。
1.リアル (ティーンはバーチャルの世界に住みながらも本当の会話、本物であることを求めています)
2. ティーンとネットと境界線(悩んでいる方は多いです)
3.真の保健教育(アメリカで性教育を始めるべき年はなんと8歳です。「セックス」という言葉を初めて聞いた時が、まず親が正しい知識を与えてあげるチャンスです)
4.古き良き時代は終わった(ネットが生み出す変化は人間関係の築き方にまで変化をもたらしています。家族の形も変わり、アメリカでは家族の50%はステップファミリーです)
5. ネットいじめ (私が関わってきたユースの全員は、なんらかのネットいじめを経験しています)
6. ラブランゲージ(愛してほしい方法で愛してあげるための方法です)
7. ピアプレッシャー(同調圧力。みんながしているから自分もしなければ、という圧力があります)
8. ティーンの鬱(アメリカのティーンが抱えている問題と鬱。意外になっています)
9.ティーンと劣等感(勉強、人種、スポーツ、兄弟間などの劣等感と対策法を取り上げました)
ティーンジェネレーション 講師:Aki Banks 日時: 場所: お問い合わせはアキさんに直接お願いします。 |
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