発熱、嘔吐がある生徒に関する厳しい規則

冬はインフルエンザや風邪が流行る時期です。この時期、体調が悪くて学校を休む子供が増えます。2019年5月には、ウイルス性胃腸炎が流行っていて、学校閉鎖した学校がアメリカで幾つもありました。

学校で他の生徒から風やインフルエンザに移ってしまうわないために、自分の顔を触らないとか手を石鹸で頻繁に洗うなど教えるべきです。菌を家に持って帰って来ないためにも、家に帰ったら必ず手を石鹸で洗うと教えるのも大事です。

でも、風邪やインフルエンザ菌を避けれないこともあります。もし、風やインフルエンザにかかってしまったら、他の生徒への感染を防ぐために、アメリカの学校(赤ちゃんから就学前の子供が通うデイケアやプリスクールも含む)では、インフルエンザや風邪で発熱、嘔吐がある生徒に関する厳しい校則があります。この記事を読んでいる方は、アメリカに住んでいて子供がアメリカの現地校に通っているのだろうと思いますが、こういったアメリカの校則を把握しておくべきです。

1.熱が正常まで下がってから24時間経過していないと学校には行けない

学校で発熱した生徒は、すぐに保護者に連絡が行き、子供を迎えに来るように言われます。校則として、「熱が正常まで下がってから24時間経過していないと学校には行けない」ため、学校で発熱した子供は、翌日は学校に行けません。発熱した日の翌朝までに熱が下がったとしても、この規則があるため、すぐに帰させられます。

2.吐いてから24時間経過していないと学校に行けない

学校で生徒が吐いた場合、親にすぐに連絡が行き子供を迎えに来るように言われます。そして、熱の場合と同じく、吐いてから24時間経過していないと学校に行けないという校則があります。

3.医師の判断よりも学校の校則が優先される

子供が学校で発熱したり、吐いてしまったため学校から迎えに来るように連絡が来たとします。そこで迎えに行った学校の帰りに、病院に連れて行って受診したとします。その時、医師が明日は学校に戻っても大丈夫と一筆書いてくれたとしても、翌日から学校に戻れるということではありません。たとえ医師が大丈夫と言っても、学校の規則が優先されるからです。

私の子供にそういったことがありました。

学校で具合が悪くなり吐いてしまい、学校からすぐに迎えに来るように連絡がありました。
その帰りの車の中でも何度も吐いたので、病院に寄り受診しました。症状として、嘔吐だけで、熱はなく、喉も痛くない。下痢もしていなく、腹痛もなし。熱がないのでインフルエンザではないと診断されました。そして、溶連菌感染症かもしれないからと検査し、その結果は陽性。医師からは、インフルエンザではない、子供に移る心配はないから学校に行っても大丈夫と言われ、それを手紙に書いてくれました。翌朝、調子が良さそうだったので、その手紙を持って学校に行かせましたが、学校の規則が優先され、すぐに迎えに来るように電話が来ました。

熱などに関する校則は、学校によって多少違います。学校のウェブサイトで校則を見つけて校則を把握しておきましょう。

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記事掲載日: 11/4/2017

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