アメリカの食品について

塩分

アメリカの食べ物は塩分が高い物が多いので、塩分を気にする方は、買い物をする際にいちいち塩分(Sodium)の量を見た方が良いですよ。例えば、トマト系パスタソースを選ぶ時、同じブランドでもガーリック入り、ハーブ入り、マッシュルーム入りと多種あります。
それぞれの塩分を比べると、結構な違いがあったりします。私が食品を選ぶ際に決め手となるのは塩分の量です。

低塩分という意味でLow Sodiumと表示されてる品物もあります。
でも、この表示に惑わされないように。Low Sodiumと書いてあっても、他の商品と比べると大して塩分が低くなかったりする物もあります。

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No Transfat!!

どういう意味でしょうか。これは、トランス脂肪酸を使用してないという意味です。
トランス脂肪酸は人工的に作られた脂ですので、人間が摂取した時に体がこの脂をどう分解したら良いのかわからなくなります。
そのため、エネルギーとして消費されず、身体に溜まるのです。そして、悪玉コレステロールの増加の原因となり、善玉コレステロール
が低下し、結果として、心臓疾患のリスクを高めるといいます。

トランス脂肪酸が身体に悪いと注目されてから、トランス脂肪酸なし!と表示されてる食品が増えました。
特に、ポテトチップといったスナック類やマーガリンに多いです。

牛乳の種類

肥満の多いアメリカだからこそ、牛乳の脂肪分の選択が豊富です。

  • Whole Milk 日本の牛乳の味に一番近い。脂肪分は3.5%程度。
  • Reduced, 2% 脂肪分2%。Whole milkよりも濃度が薄いが飲みやすい。これに慣れてしまうと、Whole milkがすごく濃く、クリーミーに感じる。
  • Low Fat,1% 脂肪分1%。2%よりもかなり濃度が薄く、日本の牛乳を半分水で割ったような薄さです。
  • Non Fat, 0% fat 無脂肪、つまりスキムミルク。これは、Low fatよりも更にまずい。
  • Half and Half これは牛乳ではなく、コーヒー用のミルクです。牛乳とクリームを半分ずつ混ぜたもので、脂肪分は10%~18%です。

 

オーガニック牛乳

牛乳はオーガニックを勧めます。オーガニックでない牛乳は、成長ホルモン剤が投入されてる牛の牛乳です。 オーガニックの牛乳にも、無脂肪、低脂肪、普通、そして普通のタイプ、それと、オメガ3DHAが含まれているタイプがあります。

オーガニックの牛乳の値段は確かに、オーガニックでない物よりも高いです。でも、ストアブランドの物だったら、多少は安いです。

オメガ3DHA入り牛乳

アメリカでは赤ちゃんが1才になったらWhole milk(低脂肪でない普通の牛乳)を与えるようにと小児科の先生が勧めます。2歳からは低脂肪タイプでも良いと言います。このオメガ3DHAは脳の発達にとても必要なので、子供にはオメガ3DHAが入った牛乳を飲ますのが良いそうです。

オーガニックとオーガニックじゃない食品

オーガニック商品はOrganicと表示されています。例えば、野菜や果物のコーナーでは、オーガニックの物にはOrganicというシールが貼られていたり、Organicと書いてあるバンドが野菜の周りにぐるっと巻かれていたりします。

オーガニックと書かれていなければ、オーガニックではない、つまりconventionalってことです。