Ikeaの食べ物ってなんであんなに安いのだろうと不思議に思ったことはありませんか?
写真上は、ソーセージ、卵、ポテトの朝食が$1。
ただみたいな値段です。
続いて写真下は、一番左が$2の朝食。卵焼き、ターキーソーセージ、ポテト、イチゴジャム付きスウェディッシュパンケーキ。
真ん中は$3ランチ。ミートボールが4つついたトマトソースのパスタ。
右は$4の夕食。鶏肉のアーティチョーク詰め、マッシュポテト、野菜。
写真下は、キッズミール。どれも$2.49で飲み物つき。
スウェディッシュミートボール (写真下)$4.99
ビーフとポークのミートボールにクリームソースと野菜が添えてある。
スモークサーモン(写真下)$6.99
チョコレートケーキ (写真下)$2.99
ワッフル (写真下)$1.99
ホットドッグ (写真下)50セント
お店の出口の横にあるお店では、ホットドッグが一つ$0.50。
クッキーなどお菓子類も売られていますが、これらも他のお店の似たような商品と比べて確実に安い。
なぜ、こんなに安いのだろう?
どうやらお客さんがもっとお金を使うようにレストランがよく使う心理的な営業テクニックを使っているようです。
Ikeaの食品部門でシェフとして働いていたことがある元従業員によると、 Ikeaが食べ物を安くお客さんに提供する、たとえそれで食べ物の販売に儲けはなく、赤字になっても、それは、Ikeaは何でも安いというイメージを強調するためだからだそうです。
もし、ソファーを一度も買ったことがないとしたら、普通ソファーが幾らくらいするのか分らないものです。 $599のソファーを見たとき、その値段が良い値段なのか分かりません。
でも、食事がたったの$3.99で食べれるのは、誰でも安いとわかります。 他で食べたらもっと高いと誰でも分かってます。 そして買い物が終ってお店を出る途中、出口の横にはホットドッグが50セントで売られてるのに目が止まります。 飲み物やシナモンロールも売られてます。 なぜスウェーデンのお店にホットドッグやシナモンロールといったアメリカンフードが売られているのでしょう。 それは、アメリカンフードなのでお客さんには馴染みがある商品だし、50セントでホットドッグが食べれるなんて他では絶対にありえないとわかるからです。
ハーフサイズのリブ肉がポテトとコーンブレッド付きで$7.99で食べれます。 こんな安く売るのは、お店から30マイル圏内で一番安く提供するというポリシーがあるからだそうです。
儲け一つない値段で食べ物を売っても、お客さんが家具に$1000くらい使ってくれれば良いと考えているのです。
たとえ、お客さんがIkeaの安い食べ物を食べに来るだけで、家具などを買わなくても、それでもIkeaは良いと思ってるのです。 なぜなら、安いランチを食べに来るだけでも、こうやってお店に来るうちに馴染みのあるお店になり、お店に対してポジティブな印象を持ち、いつか家具や家庭用品が必要になって買いに来るだろうと計算しているからです。
高い食べ物を安く売る
高い食べ物を安く売ることによって、お客さんにお得だという気にさせ買わせる。
例えば、サーモン料理やリブ肉は、他のレストランでは一般的に値段が高めの一品ですが、Ikeaではとても安く食べれる。
Ikea Frisco店
7171 Ikea Dr, Frisco, TX 75034
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毎週火曜日はIKEAでキッズミールが無料で食べれる
記事掲載日: 1/18/2017
Source:
nypost.com/2015/06/03/how-ikea-uses-food-to-trick-you-into-buying-furniture/
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