ウイルス性胃腸炎が流行っていて、学校閉鎖したところもある

アメリカで、ウイルス性胃腸炎が流行っているようです。

ニュージャージー州では、4月の初めにウイルス性胃腸炎により5つの学校が閉鎖しフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)のジョエル・エンビードは、ウイルス性胃腸炎に感染しているのに、ラプターズ(Raptors)との試合に出たらしい。

テキサスでは、この一月くらいの間に、ウイルス性胃腸炎により学校が閉鎖したというニュースはありませんが、私の娘の学校ではどうやらこのウイルス性胃腸炎に感染している生徒が多いようです。

先週、私の娘が、学校の教室で大量のゲロを吐いた生徒がいたと私に話した。もしかして風邪か何かが流行っているのでは、と思い、学校を休んだ生徒がクラスにいたか聞くと、数人いたと言う。

その翌日、娘は夕方に気分が悪いと言い、夜中に突然、強い吐き気に襲われ起きた。下痢もしてた。 食中毒? IKEAのカフェテリアで夕食を食べてからちょうど8時間後だったので、もしかしてミートボールかマッシュポテト、それかマカロニチーズがお腹にあたったのかもしれないと思った。急性胃腸炎は食中毒の症状に似ていて間違えやすい。その晩、何度も吐き、次の日も具合が悪く、2日後の月曜日は学校を休むことになった。

どうやら、食中毒ではなかったらしく、急性胃腸炎だったらしい。 英語ではStomach viruseや Stomach bug、又はStomach fluと言う。Stomach fluという言い方もしますが、普通のflu(インフルエンザ)とは違ので間違えないように。

ちなみに、アメリカでは、急性胃腸炎の原因となるウィルスは、ノロウィルス(norovirus)が一番多いらしい。症状として、強い吐き気、下痢、頭痛、腹痛を起こすのが特徴で、2,3日で自然に回復するという。

とても感染しやすいので気を付けよう。

娘が吐いた2日後の夜、両親にも感染して具合が悪くなりました。やはり、教室の中に1人でも感染している生徒がいれば、他の生徒にも移ってしまうのだろう。娘が学校を休んだ日、他にも欠席した生徒がクラスに数人いた。その翌日、学校に戻った日にも、数人欠席していたというから、このところ毎日のように欠席の生徒が出ているようだ。

どうやって感染するか?

  • 感染している人が口を付けた食べ物や飲み物を食べたり飲んだ場合。
  • 感染している人に直接、口で触れた場合(感染している子供や奥さん、旦那さんに、チュッとキスするのはやめましょう)。
  • 感染している人を触った手で自分の口元を触わった場合。
  • 感染した人のゲロやうんちにもウィルスが忍んでいます。

 

ウィルス性胃腸炎に対する治療法は特にない

胃の調子は、24時間から28時間で自然に良くなるらしいというから、病院に行ってもしかたないということでしょう。これに効く薬が特にあるわけでもないけれど、家庭で出来ることがいくつかあります。

1. 食べ物は数時間控える。
2. 氷を舐めたり、少量の水を飲む。脱水症状にならないために、十分な水分を摂る。ジュースや牛乳などは下痢をひどくするのでやめよう。
3. 食べ物は、クラッカーやトースト、ご飯など淡白なものから始める。
4. 牛乳、カフェイン、アルコール、砂糖、脂っこい食べ物、調味料がたくさん入った食べ物はやめよう。

こまめに手を石鹸で洗うなどして、うつらないように気を付けましょう!

  
関連記事:風邪やインフルエンザに関する学校の規則を把握してますか?

Source:

www.medicalnewstoday.com/articles/311508.php

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