まずは、母乳で赤ちゃんを育てるキャリアウーマンママに嬉しいニュースです。
仕事で出張に数日間家を離れなければならないとなると、搾乳機を持って飛行機に乗らなければなりません。
出張先のホテルで沢山搾乳しても、搾乳したミルクを持って帰るのは容易ではありません。
家に持って帰るとなると、ミルクが腐らないように保冷してバッグに詰めて、そして空港の保安検査所(セキュリティーチェックをする場所)ではミルクが怪しい液体ではないかと調べられ、とても面倒です。
これが面倒だからと、せっかく搾乳したミルクを捨てる人もいれば、もう少し長く母乳で育てたい気持ちがあってもやむを得ず断乳を選ぶママもいます。
こんなキャリアウーマンママのために、Milk Storkという、搾乳した母乳を翌日配達してくれる宅配サービスができました。
搾乳した母乳を入れる特別な保冷ボックスを貸してくれます。
保冷ボックスを貸してくれるだけでなく、家まで翌日配達もしてくれます。
翌日配達サービスは使わず、この保冷ボックスだけを借りて自分で家まで運んでも良し。
料金は保管する母乳の量により、$79から$159。 翌日配達をする場合は配達料は別料金。
母乳育児をする社員をサポートするシステムがある会社
母乳育児をする女性社員の為に、出張先から母乳を家に配達するサービスを導入している会社もあります。
例えば、IBM, Accenture, Twitter, Ernst & Young, Latham & Watkins などは、赤ちゃんを産んだばかりの女性社員が仕事を辞めていかないためにも、そして会社選びの待遇の一つとしても、このサービスを女性従業員に提供しています。
こういった会社がどんどん増えると良いですね。
これに関するアメリカの新しい法律
そして、もう一つ飛行機で渡航する母乳育児をしているママの為に、嬉しいニュースがあります。
2016年12月に、オバマ大統領がBABES ACT (Bottles and Breastfeeding Equipment Screening) という法案に承認しました。この法律により、搾乳した母乳を持って渡航する家族は、空港の保安検査所をスムーズに通過できるようになります。 今まで 母乳が3.4-オンス以上だと持ち込み出来ないと告げられ、その場で捨てるように言われてました。 しかし、これに対してのクレームが多かったため、この法案ができました。
Source:
www.bizjournals.com/dallas/bizwomen/news/latest-news/2017/01/road-warrior-benefits-for-breast-feeding-business.html
herrerabeutler.house.gov/news/documentsingle.aspx?DocumentID=398821
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