デイケアとプリスクールでの昼寝

naptime

1.デイケアとプリスクールでの昼寝

2時間から3時間の昼寝の時間をスケジュールに入れているデイケアやプリスクールもあります。それは、テキサス州の法律により、最低1時間は昼寝を取る体勢で横にならないからです。昼寝をしたくない子でも、最低1時間はぜったいに横にさせされます。 最初の1時間、又は後の1時間は横になり、残りの時間は椅子に座って他の子供を起こしてしまわないように、静かにパズルや塗り絵などをやっても良いと許可するデイケアやプリスクールもあります。でも、そういった学校ばかりでなく、昼寝の時間として決められた時間は絶対に寝る体勢を取らすという場所もあります。これは、昼寝をしない子供にとっては苦痛かもしれません。
4歳にもなると体力がつき昼寝はしないなんてお子さんは少なくありません。それなのに、3時間も横になって天井を眺めているだけなんて時間の無駄だ、その時間を使ってパズルやABCの勉強などをしてもらいたいと望むなら、昼寝は何時間組み込まれているのかと昼寝のルールも知るべきです。

2.何処で昼寝させるのか?
赤ちゃんの場合は、それぞれの赤ちゃんに専用のベビーベッドを与えているのが一般です。ベビーベッドに名前が付いて、風などが移ってしまわないように、他の子が使用しないようになっています。

幼児の場合は、自分の教室で下の写真のように重ねて片付けられるコット(cot) を使うか、暑さ3センチくらいの昼寝用のマットを使って寝るのが一般的です。

日本のように園の中は上履きを履くわけではないわけですから、土足で歩き回る部屋の床の上で昼寝をさせるのは抵抗を感じる人もいると思います。コットやマットは一般的に生徒専用のものは用意してませんが、各自専用のシーツを用意してくれる施設もあります。もし、シーツを用意してくれない、シーツはなしで昼寝するようになっているのであれば、自分でシーツを用意すれば良いと思います。他の生徒とベッドを共有するとなると風邪など何かを移される(移してしまう)心配がありますが、シーツを敷けば感染の予防になります。ちなみに、施設が用意してくれるシーツは施設が洗ってくれます。

一般に、デイケアとプリスクールでの昼寝は、自分の教室でします。
この写真では、子供達はそれぞれのコット(Cot)と呼ばれるベッドに寝てます。学校で用意されます。普段はこれは上に重ねて収納されていて、昼寝の時間になると教室の開いてる場所に置かれて子供達がそれぞれのコットで寝ます。

ブランケットや枕は自分で用意します。色や形などは自由です。

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こちらは、木製のコットです。0歳から5歳までの子供を預かってくれるPrimroseでは、この木製のコットを用意してます。

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そして、こちらは、マットタイプ。ビニール製の素材で覆われたマットです。これをカーペットの上に直接置いて寝ます。自分でシーツを用意してマットの上に敷いても良し。マットは学校で用意してくれる場合と、自分で購入して持ってくる場合があります。

自分で用意しなければならない場合は、amazon.comで買えます。Nap Matで探してみてください。

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こちらは、ビニール製のマットの上に写真下のような布で出来た敷き布団とかけ布団が一つになってるマットを敷いて寝てます。
このような布のお布団を自分で用意しても良いし、シーツをマットにかぶせて、別にブランケットと枕を持って行っても良しです。

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