デイケアやプリスクール:ランチ、お弁当について

お弁当か給食か

昼食はお弁当を持って行くようになっているのか、それとも給食が出るのかは、それぞれのデイケアやプリスクールによります。

一般的に、次の3つのどれかです。

1. 施設に給食を出す設備(キッチン)がないため。生徒はお弁当を持って行く。
2. 給食はあるけど、お弁当を持って来ても良い。
3. 外部からの食べ物を持ってくることを一切禁止しているため、生徒は給食を食べる。

給食の献立:

通常、1か月の献立が事前に組まれていて、保護者が持って帰れるようにプリントしてあります。また、デイケアやプリスクールのウェブサイトでも見れるようになっています。

下の例を見てみましょう。

Stuffing: 野菜とパンを混ぜた付け合せ。感謝祭の料理で食べる。(アメリカン)という食べ物
Chicken taquito:メキシカン料理
Sloppy joe: 牛か豚ひき肉にトマトと玉ねぎを混ぜケチャップとトンカツソースのようなソースを混ぜて、ハンバーガーのパンに挟んだもの。
Chicken and rice casserole: 白米と鶏肉にホワイトソースのようなマッシュルームスープを混ぜてオーブンで焼いたもの。
Pig in a blanket:ソーセージ入りパン

幼児用水筒

幼稚園やプリスクールには、毎日水筒を持って行きます。アメリカで人気のある小さな子供用の水筒。ストロー付き。ランチバッグの中に入る大きさが便利。

 

食べれない物や、子供が苦手な食べ物が献立にある場合:

献立を見て、自分の子供が食べなそうな物があれば、担任か事務の人に相談して別の食べ物を特別に作ってもらえるか聞いてみるべきです。

例えば、私の子供がデイケアに通っていた時、毎週金曜日がバーベキューサンドイッチの日となっていました。バーベキューソースが嫌いだったため、金曜日は給食はほぼ何も食べていなかったのです。その日のレポートを見て、金曜日はいつもランチを食べていないと気が付いたとき、私はデイケアに相談してみました。すると、特別にチーズサンドイッチ(grilled cheese)を代わりに作ってくれると言ってくれました。

Everyday Food August

食べ物アレルギーと宗教上食べれない食べ物:

給食だと、食べ物アレルギーがある子を持つ親は心配です。でも、アメリカは、子供の食べ物のアレルギーに関して、とても真剣に対応してくれます。給食を食べる部屋やカフェテリアには、先生や職員が間違ってアレルギーを持つ生徒に間違った食べ物を出してしまわないように、壁に食べ物アレルギーを持つ生徒の名前と食べれない食べ物が大きく書いてあります。このように、給食を配る人が見て確認できるようにしてあります。

宗教上の理由やベジタリアンなど個人の選択により、肉を食べない、乳製品や卵も食べないという人もいます。アメリカでは、そういった生徒のためにベジタリアンのメニューも用意しているのが普通です。

どれだけ昼食を食べたか親に報告:

デイケアやプリスクールは、Daily reportという用紙に一人ひとりの子供のその日の様子記入して、保護者が子供を迎えに来た時に渡してくれます。この用紙の中に、昼食をどれだけ食べたか、また具体的に何を食べたかも報告してくれます。

とても役に立つ報告ですが、どれだけ正確かはわかりません。
私の子供のデイケア、プリスクール時代、このレポートに手書きで細かく書いてくれていた先生もいれば、手書きしたものをコピーしたものを渡されることもありました。

子供はちゃんと食べているのだろうかなど昼食に関して、心配や気になることがあれば、担任の先生かディレクター(校長先生のような立場の人)に相談してみましょう。

ランチバッグ

デイケアやプリスクールにお弁当を持って行くなら、ランチバッグを買うのも忘れずに。小さな子が持って行くものは、水筒とお弁当くらいです。子供が自分一人で開け閉めが出来る使いやすりランチバッグを選びましょう。@Amazon

どんなお弁当を持って行ったらいい?

デイケアやプリスクールの食べ物は口に合わなくて子供が食べてくれないのなら、自分の家からお弁当を持たせればいいのです。家からお弁当を持って行くことを禁止するという所は聞いたことがありませんが、まずは、のため問い合わせて確認しましょう。

もし、それが可能であれば、小さくてまだ一人で食べれない子供でも先生が子供に食べさせてくれるので心配ありません。私は、子供にサーモスの入れ物を使って焼きそばや焼うどん、チャーハンのどれかを持たせていました。

  • 学校に持って行くお弁当として、P&Bサンドイッチが人気があります。
  • 特に小さい子は、お弁当をあまり食べないものです。子供が学校でお弁当を食べない?その理由とは?
  • 文化が違ければ食べ物も違うのは当たり前です。日本風のお弁当を持って行ったら他の生徒に嫌なことを言われるかもしれません。ある日系の子供が持って行ったお弁当を冷やかされた。そこでその子の母親がしたことが素晴らしい。
  • 布のハンカチの上にお弁当を広げて食べるのが日本流ですが、アメリカではお弁当箱をテーブルや机の上に直接置いて食べます。テーブルの上が汚いように感じるかもしれませんが、テーブルの上にランチョンマットやハンカチを敷いてお弁当箱をその上に乗せて食べる生徒はいません。