自転車の運転にヘルメット着用は法的に義務つけられているか?
アメリカの連邦法としては、この法律はありませんが、州法としてヘルメット法がある州もあります。ヘルメット法は、年齢と場所によって違い、そのほとんどが18歳以下に義務つけられています。
例えば、カリフォルニア州のヘルメット法では、自転車だけでなくスクーターやスケートボードを運転する18歳以下に義務付けられています。また、運転しなくても一緒に自転車に乗る子供も5歳いかならヘルメットを着用しなければなりません。このように自転車の前や後ろの席に乗る子供にもヘルメットの着用を義務つけている州は少ないのですが、カリフォルニアの他にマサチューセッツとニューヨークがあります。
テキサス州には州法としてのヘルメット法はありません。しかし、市レベルで、そういった法律を設けている市もあります。ダラス、ヒューストン、オースティンがその例です。
ダラスでは、以前は、年齢に関係なく全ての人が自転車に乗る際にはヘルメットの着用が義務付けられていましたが、2014年に法律が変わり、ヘルメットの着用が義務着けられているのは18歳以下のみ。つまり18歳以上はヘルメットの着用はしなくてもいいとなったのです。オースティンでは、自転車だけでなく、17歳以下の子供は、スクーターや3輪車を含め自動で動く乗り物に乗る際には、必ずヘルメットの着用をしなければならないと法律で義務つけられています。
年齢問わずにヘルメットの着用が必要な場所もある
州法としてはヘルメット法は存在しないワシントン州とミズーリー州でも、この二つの州のほとんどの市にヘルメット法があります。年齢問わず、全ての年齢に義務つけています。
ヘルメット法が全くない13の州
次の13州は、州法だけでなく市のレベルでもヘルメット法がありません。全くないということです。
- Arkansas
- Colorado
- Idaho
- Indiana
- Iowa
- Minnesota
- Nebraska
- North Dakota
- South Dakota
- South Carolina
- Utah
- Vermont
- Wyoming
州によってこんなにも違うのかと驚きますが、結局は、法で縛られていないとなるとパーソナルチョイスということになるわけですが、自分の安全のために、命にかかわる事故から守るためにはヘルメットを着用したほうがいいというのは明らかです。安全第一ですよね。
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Source: Bicycle Helmet Laws by State (explorethousand.com)
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