アメリカで一番多い癌は、皮膚がん。アメリカ疾病管理予防センターによる紫外線防止対策法

アメリカ疾病管理予防センターでは、皮膚がんに関する認識を高めることと紫外線から肌を守ることを呼びかけています。日焼け予防対策と皮膚がんリスクを下げる方法を下のように述べています。

日に焼けた肌は、健康な肌ではない

日焼けベッド(日焼けマシン、tanning bed)で日焼けすると「健康な輝く肌」になると思う人がいます。でも、本当は、日焼けベッドを使おうが、太陽の光を使おうがどちらも肌を傷める危険な紫外線にさらしているのです。
日焼けするたびに、皮膚がんの一つのタイプである悪性黒色腫になるリスクを上げてるのです。本当の「健康な輝く肌」とは、日焼けしていない本来の肌の色です。

 

日焼けベッドの事実


室内で日焼けするなら安全と思っている人がたくさんいます。でも、それは間違っています。毎年、日焼けベッドで数千人もの人が怪我をし、病院に行きます。日焼けベッドで日焼けすると肌を傷めます。シワになったり、イボや発疹、シミになります。肌の感染症を起こしたり、白内障になることもある。そして最悪なのが、悪性黒色腫も含む皮膚がんにもなることもある。

 

皮膚癌がアメリカで一番多い

 

アメリカで一番多い癌は、皮膚がんであり、他の癌と違って皮膚癌の患者の数は上昇している。紫外線に当たるのが悪性黒色腫になる一番の原因です。悪性黒色腫は、死に至る最も怖い癌です。
皮膚がんのリスクを低下するために、太陽から肌を守り、日焼けベッドも使用しないようにしましょう。

 

紫外線から肌を守るコツ

  • 長袖などを着て肌を隠す。
  • 日中は特に日陰を探す。
  • つばの大きい帽子をかぶって顔、頭、耳、首を隠す。
  • 目の周りも広くカバーするサングラスをかける。
  • Broad spectrum sunscreenと書いてある日焼け止めで、SPFの数値は最低15を選びましょう。
  • 水泳や水遊び、又は汗をかいたら、2時間ごとに日焼け止めを塗り直す。

 

皮膚がんについて

  • 日焼け止めを塗っていないはだ、洋服などでカバーしていない丸出しの肌は、15分のうちに紫外線にからのダメージを受けます。しかし、紫外線を浴びた結果が肌に現れるのは12時間もかかります。
  • 外で遊ぶときは、事前に計画して紫外線から肌を守りましょう。.
  • 涼しくて曇ていても、肌を守ならければなりません。
  • 日焼けした肌は紫外線のダメージを受けた肌。 外から帰ってきて少しでも肌の色が変わったら、それは紫外線のダメージを受けたということです。.
  • 日焼けベッドでの日焼けは、紫外線A波と紫外線B波も使うので肌を傷めるためる。そのため、日焼けベッドの使用でも皮膚がんになる恐れがある。
  • 皮膚上の変化が皮膚がんの一番の症状である。肌の上に何かできものが出来てそれが治らなかったり、ほくろに変化があったり。.

 

紫外線予防

紫外線予防をしないと、紫外線によって肌が焼かれてしまうのはたったの15分。

下の予防方法で家族みんなを紫外線から守りましょう。

日陰

木の下の日陰や傘の下にいることで、肌のダメージと皮膚がんのリスクを低下できます。確実な方法として、日焼け止めの使用と衣類で肌を隠すこと(日陰でもやったほうがいい)。

衣類

なるべく長袖のシャツと長ズボンや長いスカートを着用して紫外線から肌を守る。網目の細かい布が一番の日よけとなる。濡れたシャツは乾いたシャツよりも紫外線をブロックする力が弱い。濃い色の布は薄い色よりも紫外線から守る力が強い。国際安全基準に基づいて製造された洋服は、UPF(Ultraviolet Protection Factor、紫外線遮断効果の数値)が書かれている。

UPF50のシャツ、Amazon.com

ビーチやプールで、こういった紫外線遮断効果の数値が付いている洋服を着なくても、最低でもTシャツなどを着て肌を守りましょう。普通のTシャツのUPF数値は15以下です。なので、Tシャツだけ着て良しとするのではなく、日焼け止めを塗るなどして他のタイプの日焼け予防も使いましょう。

帽子

一番良いのは、つばがぐるっと周りに付いている帽子。このタイプの帽子なら顔だけでなく、耳と首の後ろも日陰になるから。キャンバス地のような細かい目の布の帽子の方が光が透りにくく肌を紫外線から守る。麦わら帽子は穴があいているので太陽の光が透ってしまいので避けたほうが良い。色の濃い帽子の方が紫外線防止になる。

野球帽をかぶるなら、耳と首の後ろが隠れる洋服を着るか、SPF 15以上の日焼け止めを塗る、又は、日陰にいるようにしましょう。

関連記事:紫外線をばっちり防ぐ子供の帽子

サングラス

サングラスは紫外線から目を守り、白内障になるリスクを下げます。又、サングラスは目の周りの柔らかい皮膚を守ってくれます。

紫外線A波とB波の両方をブロックするサングラスが一番良い。これは、アメリカのサングラスの基準であり、アメリカで販売されるサングラスは値段が安いサングラスでも紫外線A波とB波の両方をブロックします。又、目の横もカバーするサングラスは横から来る紫外線もブロックするので更によい。

日焼け止め

アメリカで日焼け止めを買うなら、Broad spectrum sunscreenと書いてある日焼け止めを選びましょう。このタイプの日焼け止めは紫外線A波だけでなく紫外線B波も防いでくれます。Broad spectrum sunscreenと書いてある日焼け止めで、SPFの数値は最低15を選びましょう。少し曇っている日でも外に出る前に日焼け止めを塗るのを忘れずに。特に、露出している肌にはたっぷり塗りましょう。日焼け止めは、他の日焼け止め対策と一緒に使うのが一番です。

 

Source:
www.cdc.gov/cancer/dcpc/resources/features/skincancer/

www.cdc.gov/cancer/skin/basic_info/sun-safety.htm

記事掲載日:7/31/2017

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