アメリカでは、近所の家からの騒音に対して、周囲の人はどうするのか?
日本とは違う
日本では、常に「人に迷惑をかけないように」と頭に入れて生活しますね。住まいでも、大きな音を出さないように、ピアノなど楽器を練習するにも近所に迷惑にならないベストな時間をと考慮し、子供にも家の中で走ってはいけないと教える。公園で遊ぶ子供たちの笑い声や、はしゃぎ声が騒音、雑音に聞こえてしまう。こういった音に関する日本の感覚は、日本では常識であるが、アメリカの感覚では、ちょっと行き過ぎ。異常だと思われてしまいます。まあ、だから日本は環境も人も「静か」と外国人に思われるのだろうと思います。
アメリカでは、わざと人に迷惑になるようなことはもちろんやりませんが、近所の目を常に気にして恐る恐る迷惑にならないかと頭に入れて生活するということはしません。ピアノなど楽器の練習をしている音が外に聞こえても誰もうるさい!なんて思いません。子供たちの笑い声やはしゃぎ声も人に迷惑にはならない。雑音だなんて思われません。「music to my ears」というフレーズがあるくらいで、聞いていると幸せな気分になるという意味です。このフレーズは、子供たちの笑い声や楽しそうな声に対しても使われます。
静かにしなければいけないと地域で決められている時間がある
(quiet hours)
アメリカは、何でも法で定められているため、市民としては、生活が楽だなと感じます。市民が快適に生活できるために、音に関する規定もあります。静かにしなければいけない Quiet hoursという時間帯は、市や地域が定めたものですので、住む場所によって正確な時間帯は違いますが、一般的に夜の10時から朝の7時まで。週末は夜の時間がもう少し遅くなるところもあります。つまり、この時間帯は、静かにしていなければいけない。
大目に見てあげるってこともある
Quiet time の時間帯が設定されていても、この時間帯に大きな音を出してしまったら、直ちに警察に罰されるというわけではありません。もちろん、何度も何度も騒音で警察に苦情の連絡が来た場合は、警察の堪忍袋の緒が切れてしまうことでしょう。そうなると、もう一度やったら罰金を払わされると言われるだろうと思います。
でも、実際には、近所の音楽や喋り声がうるさいと思っても、近所は、大目に見ているか、単に我慢しています。結局は、近所とあまり付き合いがなくても、誰も「嫌な奴」にはなりたくないからです。
よく聞く話では、パーティーを家でやるときは、近所の人たちもパーティーに招待する。この招待は形だけという場合もあります。パーティーに招待するということは、その近所の人たちにこの日の夜にパーティーをやるということを知らせる意味もありますし、少し音がうるさくなるかもしれないけど大目に見てくださいという暗黙の了解を得るという意味でもあります。
自分でその家に行って音を下げてほしいと言う
でも、警察に連絡する前に、自分がその人の家に行って、音を下げて欲しいと言うのも一つの手です。警察に連絡するのは最後の手段と考える人が多いです。
アメリカでは、どんな場合でも、「静かにしろ!」「うるせーんだよ!」なんて第一声で怒鳴るなんてことはしませんし、最初から怒って何かを言うということもしません。ですから、この場合、玄関をピンポーンして、出てきた家の人に、「すみません、貴方の家の隣に住んでいるのですが、子供が眠れないと言っているので少し音を下げてもらえますか?」みたいに控えめに言う。命令的な口調はダメです。でも、こっちがナイスな態度で言っているのに、相手がそれと逆な態度だったら(そんなことはめったにないだろうと思います)、そこで言い返すなどしないで、家に帰りましょう。そして、警察に連絡して、その出来事を報告する。「脅された。」「すごく怖かった」と言うのがキーポイントです。
アパートではどうするか?
アパートのオフィスに通報するか、音を出している住人に直接、音を下げてほしいと言う。ただ、アパートのオフィスは夕方の5時か6時には閉まってしまいます。夜の騒音の場合は、アパートのオフィスが閉まっているため、通報できるのは次の日。それまで待てない場合は、やはり、直接そのアパートに行って、音を下げてほしいと言うべきですね。それでも音を下げてくれないとなると、警察に通報するしかない、ですね。
アメリカでは、アパートで子供の走る足音がうるさいという話は日本のように一般的ではありませんが、そういったことが全くないわけではありません。知り合いの話でこんなことがありました。夫婦二人で普通に生活していて特に迷惑になるような大きな音を立てることも、部屋の中を走り回るようなこともしなのに、真下の住人が長い棒で天井をドンドンと叩いて、さもこの夫婦に静かにしろと言っているかのように、毎晩のようにやられたと。アパートのオフィスに相談したけれど、特に何かしてくれているようにも見えなかったし、毎晩のようにドンドンとつつかれるのが嫌で結局は引っ越して行ったのでした。その話を聞いて、残念だったなと思いました。そんな事になってしまったのは、運が悪かったとしか思えませんでした。引っ越して行かなくても他に出来る手段はあっただろうし。でも、英語で対応するのも難しかっただろうし、相談したオフィスの人に問題があったかもしれない。相談できる別の人がいたかもしれません。アメリカに長年住んでいる知り合いがいるのであれば、その人にどうしたらいいか相談することをお勧めします。私も相談に乗ることができます。dallajapa@dallajapa.comまでメールください。
警察に連絡する
警察に通報するのは気が引けるかもしれませんが、それが必要な場合もあります。私も、何度も隣接する近所の音がうるさかったため警察に連絡するしかなかったことがあります。もう耐えられないのであれば、警察に連絡してください。ただ、一般的な警察の番号(911)ではなく、救急以外の時にかける電話番号にかけてください。ネットでnon emergency police number in xxx (市名)なんて風に検索すると電話番号が出てくるはずです。電話して自分が言う事は、「隣の人が外のプールで音楽をかけて大きな声でしゃべっているので眠れない。」My next door neighbor is at their pool outside, playing music and talking loudly. I can’t sleep because of that. なんて風に。まず、あなたの名前と電話番号、住所を聞かれます。そして、音を立てている家はどこにあるのか。例えば、自分の家の真後ろか、右となりか左となりかという風に。
犬の鳴き声はどうか?
日本では、近所の犬が吠えてるからと警察に連絡するなんて一般的ではないかと思います。でも、アメリカでは、犬を飼うにあたっての規則があり、犬の鳴き声が何十分も続いたらいけないとなっています。ですから、こういった場合は、警察またはアニマルコントロールに連絡することも出来ます。犬の鳴き声がうるさいと言うよりも、犬が20分以上続いて吠えているので何か問題がないか見に行って欲しいなんて風に犬のことを心配しているかのように言うといいです。実際に、犬が紐に繋がられていて水もないなんていう状況であれば問題ですから、警察などに連絡するのは正解です。
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昨夜、近所からの騒音で警察に通報することに。夜中の2時に男性の大きな声と犬が吠える声が外から聞こえて目が覚めました。私の家の裏側の隣接している家でした。我が家の裏口のドアを開けると、夜中の2時だというのに、昼間の時間かのように普通の声の大きさで数人がしゃべっている声、笑い声、プールの水がバシャバシャする音が聞こえてきます。non emergencyの警察の番号をgoogleで探し、電話して、その様子を伝えました。5分もあれば警察が来るだろうと思っていたのですが、なかなか静かになりません。なんとなく音が消えたように感じたのですが、1時間後の3時にまたプールから声が聞こえてきます。それで、もう一度、警察に電話することに。「1時間前に近所から聞こえてくる音のことで電話したんだけど、まだ聞こえてくる」と言いました。最初の電話で警察は送られたの?とききたかったけど、オペレーターを疑っているように聞こえてしまうので言わなかった。でも、最初の電話の時に、オペレーターがその家の住所は分かるかと私に聞くので変だなと思いました。その家が何通りにあるのかが私は道の名前が思い出せず、「ハーリントンかミリントンだったと思う、とにかく私の家の裏側の角の家ですよ」と言ったものの、頭の中で、私の家の住所を見れば裏側の家の道が何か警察こそすぐに探せるだろうと頭の中で思いました。それで、2回目の電話の時に、この家の住所はわかるの?私はgoogleで調べたからその家の住所はわかるけど?と言うと、”yes, we do. We got the address.”だと。全く、その電話が3時で4時になってもプールから声が聞こえてきて2時から4時まで目が覚めてしまって眠れませんでした。