少し前までは、種類豊富なオーガニック品を求めるなら、ヘルシー志向のお店に行かなければなりませんでしたが、今は、どこでもと言ってよいほど、大手のスーパーではオーガニック品を販売しています。オーガニック品にマーケットがあるためビジネス側は、オーガニック商品を販売に力を入れています。
そこで、オーガニック品を安く提供できるように、多くのお店が、お店のプライベートブランドのオーガニック品や、外国から輸入したオーガニック品を販売しています。
下は、Sproutsで販売されていたオーガニックのリンゴ。 リンゴがニュージーランド産。
とレーダージョーズでも外国産の袋入りのオーガニックリンゴを販売している。
こういった外国産のオーガニックの果物などは、オーガニックではない可能性があるようです。
先月のワシントンポストのニュースは次のように報道している。
米国農務省の最近の調べで、外国からアメリカに入ってくるオーガニックとされる商品に対する調べが緩く、アメリカの港で、それらの商品がアメリカのオーガニック基準に満たしているかどうか検査され本物であることを証明する書類がない。つまり、偽物のオーガニック品がアメリカに入って来ていたかもしれない。
今年5月には、オーガニックでない大量のトウモロコシと大豆がオーガニックとしてトルコ国からアメリカに輸入されていたことがわかった。これらのトウモロコシと大豆はKazakhstan, Moldova, Romania, Russia、Ukraine で栽培された物がトルコに輸出され、トルコからアメリカに輸出されたらしい。
これにより、アメリカは、2つの輸入業者を使ったトルコからアメリカへの輸入を禁止にした。
アメリカのオーガニック農場のファーマーたちは、外国から来る安いオーガニック品に客がとられてしまうと言っている。
そして、こういった偽オーガニック品が明らかになり、オーガニック商品のイメージが悪くなり、オーガニック品すべてが偽物ではないかと消費者が思うようになってしまうのではと心配している。
Source:
www.washingtonpost.com/
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