日本では、10年前に作った処方箋で毎年、何の問題もなくオンラインでコンタクトレンズを購入しているなんて話を私はよく耳にしますが、それはアメリカでは出来ないことです。アメリカではコンタクトレンズの処方箋は12か月で切れるからです。期限が切れた処方箋でコンタクトレンズを購入することはまず不可能です。ですから、アメリカでコンタクトレンズを購入するには、まずはコンタクトレンズの処方箋を作るところから始まります。日本作った処方箋はアメリカでは受け入れてもらえないだろうと思います。

コンタクトレンズ処方箋が必要

眼鏡の購入の場合と同じく、コンタクトレンズの購入には眼科で処方箋を作らなければなりません。
眼科で予約する時に、コンタクトレンズの処方箋が欲しいと言ってください。

処方箋は一年分のレンズしか買えない

処方箋の期限は州によって法律が違います。テキサス州ではコンタクトレンズの処方箋は12ヶ月後に切れます。一つの処方箋で一年分のレンズしか買えません。2年分を買おうとしても、処方箋に一年分の箱の数しか購入できないように書かれています。但し、レンズを失くしてしまったとか、一ヶ月の使い捨てのレンズだけど目が乾くから2週間くらいで交換していたため一年分のレンズを半年で使ってしまったなんて場合は、眼科に相談してみましょう。もう一度検診を受けて新しい処方箋を書いてもらわずに済むはずです。

処方箋は切れてるけど、視力が変わった自覚はない、まだ良く見えるからこの処方箋でもっとコンタクトが欲しいと言っても、期限が切れた処方箋では買えません。
ネットで購入すれば処方箋が切れていてもバレないだろうと思いがちですが、大間違いです。
ネットでコンタクトをオーダーする際に、処方箋の数字とレンズの名前だけでなく、処方箋はどの眼科でもらったのかを記入しなければなりません。オーダーを受けたサイトは、お客さんにレンズを送る前に、その眼科に連絡をして処方箋が間違っていないか、そして処方箋は有効がを確認します。ですから、処方箋が切れていたり、処方箋とは違う名前のレンズを購入しようとしたら、眼科がそのオーダーを許可しません。 処方箋は、このブランドのレンズで、このカーブで、視力はこれで、何箱まで買って良いと書かれています。
オーダーに問題があると、ネットのレンズ会社からこういった理由でオーダーが通らないとお客さんに連絡が来ます。

違うブランドのコンタクトに変えたい

現在使用しているコンタクトは目が乾く、レンズが目の中でズレるなど着け心地が良くないなど問題がある場合は、その旨を伝えて別のレンズに変えてもらいましょう。 検査を受けた時に、試しのレンズ (trial lenses)を貰えます。そのレンズを1週間くらい着用して何も問題がなければ処方箋を出してくれるかもしれません(オフィスによる)。 試しのレンズを渡されるのは、レンズを購入する前に、このレンズで問題ないかと確かめる為です。

コンタクトレンズを購入した後、コンタクトの調子が悪い

この場合は、処方箋を書いてくれた眼科に連絡しましょう。再検査をしてくれる期間は眼科によって違いますが、期限以内であれば無料で再検査(follow up appointment)をしてくれます。
レンズは、箱を開けてしまったものは返品が難しいですが、箱が空いていなければ交換できるかもしれません。これも購入したお店や眼科によって違います。

テキサスで日本語が通じる眼科

アメリカ人の眼科医と奥さんである日本人スタッフが働いている眼科がダラスの近郊にあります。

ここでは、一般的な眼科検診の他、小さな子供の近視の抑制治療も行っています。

www.opticalinfinityinc.com

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