渡り鳥の命を救うためにダラスの夜の街から灯りが消える

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渡り鳥の命を守るために活動している団体「Light Out Texas」が、渡り鳥の時期である9月と10月に街の夜空を暗くするために 照明を落とす協力を呼び掛けています。ジョージ・ブッシュ・ジュニアの妻、ローラ・ブッシュやダラスのリーダー達もこの動きに協力しています。

その結果、9月29日から10月10日までの12日間、ダラスの町の灯りが減り、ダウンタウンの景色が少し暗くなります。

この期間に、灯りを消すビルは、
Hunt building at 2635 Harry Hines Blvd.
Reunion Tower at 300 Reunion Blvd. E.
KPMG Plaza
1900 Pearl
One Arts Plaza

他には、Bank of America Plaza, Renaissance Tower, Comerica Bank Tower, JP Morgan Chase Tower, Trammell Crow Centerといったビルもありますが、これらのビルの協力はまだ得られていないとのことです。

高層ビルなど建物が密集した場所は、街灯で夜空が明るく照らされます。この美しい夜の街の景色は、実は光害であり、夜空を飛んでゆく渡り鳥たちを混乱させ、ビルに衝突してしまう原因となっています。

 

専門家によると、春にアメリカの空を飛んで行く渡り鳥の3分の1がテキサスの空を通って行き、秋には、10億もの鳥がテキサスの上を通って行きます。しかし、毎年、3億から10億の渡り鳥がビルに激突して死んでいます。

ダラスは、Texas Parks and Wildlifeによって認定された鳥を保護する都市の一つです。

渡り鳥が無事に飛んでいけるように協力しましょう。

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