アメリカの大学教育

第一レベル: Undergraduate

4年生の大学を終了すると取得出来る学位は、a bachelor’s degree(学士号)です。 A bachelor’s degreeの取得の為に勉強している大学生はUndergraduateのレベルの勉強をしているという言い方をします。 よって、when I was in undergraduate, なんて誰かが言ってたら、それは、その人が学士号取得の為に4年生の大学に通っていた時の話をしているのです。 Bachelor’s degreeの別の言い方としてUndergraduate degreeとも言います。

アメリカでは、学士号は4年生の大学に通って全ての単位を取っても良いし、2年生のコミュニティーカレッジで勉強を始めてから4年生の大学に移っても良い。

最初の2年間は、幅広い科目の先修科目を取ならければなりません。 先修科目をprerequisite coursesと呼びます。
多くの生徒が、授業料が安いので、最初の2年の先修科目をコミュニティーカレッジで履修してから4年生の大学に移ります。 コミュニティーカレッジを終了すると、an Associate of Arts (AA) を取得できます。
 

専攻分野(A major)

専攻分野は大学に入ってから決められます。 アメリカの大学では、専攻分野を決められずに大学のクラスを受ける生徒はめずらしくありません。 大学に入学してから、色々な分野の授業を受けながら、自分は何に興味があるのか、何が好きかを見つけて専攻分野を選べば良いのです。 そして、専攻分野は、一度決めても、別の分野に変更できます。 専攻分野を何度も変える生徒もめずらしくありません。

ただ、専攻分野を変更すると、余分なお金と時間がかかってしまいます。 履修しなければならない授業が増えるし、今まで履修したクラスが新しく変更した専攻分野には必要がなくて結局はその授業を受けた時間とお金が無駄になってしまいます。

 
第2レベル: Graduate 大学院修士課程
大学院に入るには、GRE (graduate record examination)という試験を受けなければなりません。 大学院を卒業して取得出来る修士号はMaster’s degreeといいます。 Master’s degreeを取得するには、1年から2年かかります。例えば、MBA (master of business administration)は、2年。ジャーナリズムは1年。
 

第3レベル: Graduate 大学院博士課程

A PhD (doctorate)を取得するには、3年かそれ以上かかります。 外国人学生の場合、5,6年かかります。

 
 
 
Source:

https://www.studyusa.com/en/a/58/understanding-the-american-education-system