子供の眼科検診が歯科検診と同じくらい重要なわけ

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歯科検診は、自分だけでなく子供にも毎年受けさせているけれど、眼科検診は自分も受けたことがないし子供にも受けさせたことがない。こういった人は多いようです。しかし、眼科検診は、視力を測るだけの検査ではないため、視力が悪い人だけ受ければいいという検査ではありません。実は、視力検査は、目の健康検査の一部にしかすぎず、目の健康検査とは、目の色々な事を調べるのです。目の病気というのは、静かに進むため、症状が出てからでは治療には遅いなんてこともありかねません。

まして、子供の目の検査はとても重要です。成長期である子は特に、身長が伸び身体が変化していく中で目も変わって行きます。ですから、毎年の眼科検診を受けて健康であることを確認する必要があるのです。

学校の視力検査では、乱視や遠視の子は見つからない

日本の学校でもアメリカの学校でも、簡単な目の検査が行われます。でも、遠くのチャートをどれだけ見れるかの検査であるため、この検査では、近視の子供しか見つかりません。乱視や遠視の子供は、この検査では見つかりにくいため、ちゃんと見えていると判断されてしまいます。

小児科の視力検査

これも、遠くのチャートを見るだけですので、学校での視力検査と変わりません。

やはり、目の専門家である眼科で検査を受けるべきです。

子供の視力が悪いことが見落とされてしまうわけ

  1. 子供は、あまり見えていなくてもそれが普通だと思っている。
  2. 乱視や遠視の子は、長時間勉強したり本を読むと目が疲れる、頭が痛くなる。長時間ゲームをやると目が疲れる。でもそれは、ゲームのやり過ぎた、本の読み過ぎだと思われがち。視力に問題があるとは、親は思いもしない。
  3. 教室で黒板が見えない場合は、前の方に座ったり、見えない時は目を細めるなどして、何とか自分なりに対応してしまっている。

視力の問題は勉強の遅れにつながる

遠視の子は遠くが見えるけども、近くがぼやけるので長時間本を読むと目が疲れてしまいます。そのため、本を読むのが嫌になり学校の勉強からおくれをとってしまう場合があります。勉強が出来ない子の多くは、頭が悪いのではなくて視力に問題があるため勉強からおくれてしまうそうです。

子供の近視は進まないように抑えられる

私が子供の頃に近視を抑制する治療があったら私は強度の近視にはならなかったはず。私の主人は目が良いのですが、私のせいで私たちの子供は、小学2年生くらいから近視になってしまいました。成長期の子供の近視は成長と共に進んでしまいます。私の子供の近視が進んでいるのに気がついてすぐに、近視の進みを抑える為に目薬で治療を始めました。それに加えて治療用のコンタクトレンズも始めました。治療のお陰て2年間以上視力が安定しています。素晴らしい治療です。現在の子供にはこういった近視を抑制する治療が存在するのですから、いいですよね。この治療は、アメリカだけでなく日本にもあるため、アメリカで治療を初めても日本に帰ってからでも続けられるのでお勧めです。

子供の成長と共に進む近視を抑制する治療
(マイオピア・コントロール)

子供を眼科検査に連れて行ったときに、ドクターに伝えるべき事

次のうちどれか当てはまれば、ドクターに伝えましょう。
• 未熟児で生まれた
• 赤ちゃんの時、手で物を掴んだり、物を拾ったりできるようになるのが遅かった。
• 目をよくこすってる
• 目をパチパチする
• 視線を合わせない
• 一つの物をじっと見ることが出来ない
• 目で物を追うことが出来ない
• 学校で行う視力検査に落ちた

 

 

Source:
http://www.allaboutvision.com/eye-exam/children.htm

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