アメリカの学校:バレンタインデーとハロウィンのキャンディーグラムとブーグラムって何?

資金調達、募金、Fund Raising

アメリカでは、「資金調達や募金に協力してください」、というFund Raisingのイベントがよく行われます。例えば、スーパーのレジでは、子供の病院が募金を集めていますが協力してもらえませんか?と買い物の精算をするお客さんに声をかけるとか、消防団員が大きな交差点で赤信号で停止する車に募金を求めるとか。さまざまな場所でさまざまな募金活動が行われます。

募金活動は、学校でも行われます。私の子供が通う学校では、校庭の遊具を新しく作り直したいからという理由や、フィールドトリップに行くための資金が必要だからなど。何かしら学校に関係に使われる資金を調達するためです。学校での資金調達イベントは、結構、頻繁に行われます。

Candy Gram / Boo Gramって何?

學校行われるバレンタインデーのキャンディーグラム(Candy Gram)、ハロウィンのブーグラム(Boo Gram)も資金調達のためです。どちらも、キャンデーを生徒に販売します。バレンタインデーだったら、写真上のようなアメ。資金調達が目的ですから、沢山の資金が集まるように1本$2~$3くらい。申し込み用紙に、アメをあげたい友達の名前を記入します。自分のクラスの生徒でなくてもいいし、先生にもあげられる。それをお金と一緒に学校に持って行きます。ハロウィンの時も、同じように行われます。

どんなお菓子かや値段は学校によりますが、大勢にあげると結構な金額になります。私の子供のクラスのお母さんが、「高すぎる、自分でお店で買ってきたキャンデーを友達にあげる方がいいわ。」と言ってました。それは、誰もが思っていることだと思います。でも、強制ではないし、資金調達のためです。そして、集まったお金は学校に使われる。購入する人は、それを理解して、購入するわけです。

問題が一つある

學校のブーグラムやキャンディーグラムでは、1本ももらわなかったなんて子供がいたり、自分はあげたのに、その友達はくれなかったなんて事が起きてしまいます。例えば、私の娘のある友達は、3年生の時に、ブーグラムでアメを7つ買い、友達7人にあげました。でも、自分が貰ったのは、一つだけ(私の娘から)。私の娘にも似たような事がありました。また、4年生のハロウィンの前のブーグラムでは、私の娘のクラスで、一つももらわなかった男の子がいました。その男の子は、「一つももらわなかったよ。まあ、今まで一度ももらったことないけどね。」と独り言のように言ったそうです。隣の席にいた私の子供には、その生徒の独り言が聞こえ、私の娘はそれを気の毒に思って、自分のお菓子を一つあげたそうです。私の娘は、とても良い事をしたわけですが、この男性生徒のように、1本ももらわなかったなんて生徒がいたら可愛そうだからと、自分のクラスの生徒全員に1本ずつキャンデーを用意するなんて先生もいました。

まとめ

キャンディーグラムとブーグラムでのキャンデー1つの値段が高いのは、資金調達のためだからと理解し、「あの子にあげたのに、あの子は私にくれなかった」で子供が悲しまないように、事前に自分の子供にもらえなくてもがっかりしないようになんて風に言っておくのも良いかと思います。また、貰う事よりもあげることに喜びを感じるように話をするとか。また、最初からブーグラムには参加しないで、家からキャンディーを用意して友達にあげて、学校への寄付としては別にするなど。そうすれば、資金調達にも協力できるわけです。

Updated 10/20/2022

 

 
 
Source:
https://www.delish.com/food-news/a25727850/lava-cake-hershey-kisses/

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