アメリカのフェイスマスクのデザインが進化している

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COVID-19に感染しないように気を付ける生活が続く中、感染防止対策として着用しなければならないフェイスマスクのデザインがどんどん進化していることに気が付きます。

アメリカでは、このウィルスが広がるまで、一般の人がマスクを着用するということは普段の生活の中で全くありませんでした。その為、COVID-19が広がり出した初めの頃は、マスクを手に入れることはとても難しかった。唯一、販売されているマスクと言えば写真下のN95という、ホームセンターで販売されている業務用マスクだけ。でも、こういった使い捨てマスクは全て病院のスタッフなどフロントラインワーカーと呼ばれる人達が優先となっており、一般の人は購入できませんでした。

布のマスクや日本に昔からあるガーゼのマスクなどもアメリカでは販売されていなかったため、とにかくマスクを手に入れるのが難しかった。そのため、マスクの作り方やビデオをインターネットで探して、自分で布マスクを作るしかありませんでした。

それが、少しずつ布のマスクがお店で販売されるようになり、手に入るようになっただけでなく、色やデザインがついたマスクも出てくるようになりました。

アメリカでは、Tシャツに書いてあるスローガンは着ている人の信じていることであったり、人々に伝えたいメッセージだったりします。Tシャツのようにスローガンやメッセージが書かれているマスクも出てきています。例えば、アメリカ大統領選挙に向けて、トランプ支持者は、写真のようなマスクを着けています。また、ダラスカウボーイズのファンは、Tシャツや帽子だけでなくマスクまでカウボーイズのデザインがついたものを着用する人もいます。

 

そして、ドレスのようにファッション化したマスクも出てきています。下の4枚の写真のマスクは、有名人とデザイナーが作ったものです。ダラスのギャラリアモールで11月5日から30日の間、Fashon Meets Maskというマスクの展示会があります。オンラインで購入することもできます。これらのマスクの売上金は、ファッションを勉強する人達の援助金として寄付されます。

 

 

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