アメリカの教会を訪れる時のエチケット

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クリスチャンでないのに教会に行ってもいいの?

アメリカでは、誰でも教会に入れます。クリスチャンじゃない人は教会が歓迎してくれないなんてことは決してありません。逆に、教会に来てくれたことを教会の人は喜んでくれます。教会に来る人、皆を歓迎してくれます。一般的に、あなたがクリスチャンかどうかも聞かれません。

礼拝でのエチケット

入り口での挨拶

教会の入り口に、訪問者を出迎える人がいます。この人に、笑顔で挨拶、または握手をする心構えをしておきましょう。

時間に遅れないように

礼拝に遅れないように、車を駐車してから席に座るまでの時間を考慮して、時間に余裕を持って行きましょう。もし、遅れてしまっても中に入れますが、その場合は、邪魔にならないように静かに入って座りましょう。座る席はリザーブ席として張り紙がなければ自由に座れます。

私語は慎む、携帯を見ない

教会の建物に入ってから、礼拝が行われる部屋までの廊下やロビーなどでは、話をしても大丈夫ですが、礼拝の部屋では静かにしましょう。教会によっては、初めに賛美を歌います。そういった時は、もちろん、静かにする必要はありませんが、牧師さんなどが話し出したら、隣の人と話したりしないように。また、話が退屈でも、意味がわからなくても、聞いているふりをして最後まで座っていましょう。

携帯電話の音は消し携帯電話を見たりいじったりするのも慎むように。

礼拝に行く時の服装

昔は、教会のドレスコードは厳しく、きちっとした服装で行くのが当たり前だったようですが、現代では、ドレスコードに沿った服装で教会に行くことよりも、教会に行くこと自体がもっと重要と考えるようになり、教会での服装がカジュアルになったそうです。

カジュアルな服装が良くなっても、ドレスコードは、教会によって違います。でも共通して言えるのは、カジュアル過ぎない服で行くことです。カジュアル過ぎる服装とは、ビーチサンダルや短すぎる短パン、穴があいたジーパン、又、肌を露出し過ぎる服やセクシー過ぎる服もタブーです。

クリスマスの日やイースターの日は普段よりもオシャレして行くのが一般的です。
クリスマスはクリスマスっぽい服装で教会に行く人が多いように、イースターの日は、春っぽい色のドレスやシャツが良いそうです。女性は、ジーパンよりも春っぽいドレス、色は白やパステルカラーが人気です。男性は、薄い色のスーツやパステルカラーのシャツにカーキパンツ。アイロンがピシッとかかったカラーシャツにジーパン、それにスニーカーではなくドレスシューズといったカジュアルとフォーマルの組み合わせもアメリカの男性に多いです。

周りの人の真似をする

教会によって、礼拝の流れが違います。どうしたらよいか分からない時は、周りの人を見て、真似しましょう。

子供を連れて行く場合

小さな子供を連れて行くときは、一緒に座ってもいいのかなど聞いてみましょう。子供用の礼拝やクラスなどがあるかもしれません。もし、小さな子供を連れて礼拝を聞くのであれば、静かに座っていられるように、事前に説明し、また絵本を持って行くとかししましょう。

献金

礼拝の終わりの方で、献金の協力を求められます。絶対に献金しなければいけないわけではありませんが、献金のバスケットや袋が回ってくることを頭にいれておきましょう。教会のメンバーは、自分の教会に献金しますが、ゲストが献金するのは期待されていないそうです。
でみ、献金するつもりでいるのなら、献金したい金額を準備して行きましょう。現金でもいいですし、パーソナルチェックでもいいです。

 

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