アメリカ人も知らない!クリスマスピクルス (Christmas pickle)って何?

アメリカ人も知らない!クリスマスピクルスって、一体何のこと?

アメリカではどのようにクリスマスを祝うか、それは家庭によって色々です。アメリカのクリスマスを経験したことがない人でも、おそらく、クリスマスツリーを飾って、クリスマスのプレゼントをプレゼントし、プレゼントを開けて、クリスマスの料理を食べると想像するだろうと思います。実は、その通りなのですが、クリスマストラディション(Christmas traditions)と呼ばれる、いわゆる「クリスマスのしきたり」が家庭によってあるため、友達や隣近所と少し違う可能性があります。このクリスマストラディションが家庭によって違うのは、何系アメリカ人かが大きく関係します。例えば、私の主人の父親側は、イタリアから移民して来た人達なので、クリスマスの食事はターキーの丸焼きではなくイタリアのスープがメインの食事です。スープの中のトーテリーニは一つずつ手作りします。

クリスマスピクルス

アメリカのクリスマスのしきたりの一つにあるのが、クリスマス・ピクルスです。アドベントカレンダーやクリスマスクッキーほど一般的ではないため、実は、アメリカ人でもクリスマス・ピクルスが何か知らない人が多いようです。

アメリカ人に、クリスマス・ピクルスって何か知ってる?と尋ねてみたら、おそらく、I have no idea!と答えることでしょう!クリスマスに特別に料理されたピクルスかと勘違いされそうですが、実は、ピクルスのオーナメントのことなのです。

子供が喜ぶ

ただ単にツリーに飾るのではなく、子供に探させるために、親がピクルスのオーナメントをツリーの中に隠すようにして飾るのです。これをクリスマスの朝、子供に探させます。見つけた子供は、ご褒美として特別に用意されたプレゼントをもらえたり、クリスマスプレゼントを兄弟の誰よりも先に開けられるという特権をもらえます。また、ピクルスを見つけた子供は、ラッキーで、来年一年が良い年になるだろうという意味もあります。

ピクルスのオーナメントは、他のオーナメントと一緒にお店で販売されていますが、ネットでも購入できます。

クリスマスピクルスの始まり

このピクルスのしきたりの始まりについての説は、実は、いろいろあります。一般的に言われているのは、ドイツで始まったという説です。しかし、wikipediaによると、現在では、この説は違うと言われていて、19世紀にドイツ系アメリカ人が始めた事だという説が正しいと言われています。1980年代に、ドイツからガラス製のオーナメントが輸入され、後にフランスから野菜の形をしたガラス細工のオーナメントが輸入されたとか。実際には、これが始まりだと指を指せるものはないようですが、アメリカのクリスマスのしきたりとして続いています。

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