家庭で作るホームメードヨーグルト:鍋一つでも簡単に作れる!

ヨーグルトってデザートや口直しとしてたまに食べるくらいの食べ物かと思っていたら、文化によっては食生活にとても重要で欠かせない食べ物であり、そのため家庭で毎日作る人は少なくないということです。例えば、地中海料理にヨーグルトは欠かせない重要な食べ物であるだけあって、トルコでは、昔はヨーグルトを切って販売する人が町を歩いていたそうです。インドでもヨーグルトは重要な食べ物で、インドの人は日に2回もヨーグルトを作る人も珍しくないくらいそうです。アメリカのヨーグルトは美味しくないからとインドに帰省した時にヨーグルトをハンドバッグの中に入れてアメリカに持って来て、そのヨーグルト種を使って40年もヨーグルトを作り続けているという人の話をネットで読んだことがあります。

私が昔、仕事で知り合ったイラク出身の女性は、サーモスのような水筒を使って毎日ヨーグルトを作るんだと言ってました。それだけヨーグルトは食生活に欠かせない食べ物なんだなという印象を受けました。私の友達のインド人は、家庭で作るヨーグルトは、スターターとなるヨーグルト種を友達からもらって始めるし、自分もその種を人にあげたりするそうです。それが一般的なことだそうです。

ヨーグルトメーカー

私は、日本に比べてアメリカは種類豊富のヨーグルトがあり、おいしいヨーグルトが簡単に買えると思いますが、私自身も家でヨーグルト作りを楽しんでいます。長年、ヨーグルトメーカー使っていましたが、機械に流し入れる前の牛乳の温度をぴったりに熱したり冷まさなければならないので作っている間、ヨーグルトから離れられないのが厄介でした。

ヨーグルトメーカーを使用したヨーグルトの作り方は、牛乳を沸騰寸前で止めて、100°Fくらいまで下げる。そして、室温までぬるくなったヨーグルトを加えて混ぜて機械に流し込む。それを8時間発酵します。味は、牛乳の量に対してヨーグルトの量は5分の1くらいと多めだからかヨーグルトの酸味が目立ちます。私の子供は、すっぱいと言って好みませんでした。

インスタントポット

インスタントポットでヨーグルトを作る方法もあります。インスタントポットはアメリカに住む日本人にもとても人気があり、レシピを交換するコミュニティーがあるくらいです。

友達にもらったインスタントポットで作るヨーグルトのレシピは、牛乳を熱する必要がなく、牛乳とヨーグルトそしてクリーミーでほんのり甘いバニラ味にするためにコーヒーに入れるクリーマーを全部冷たいまま鍋に入れて、ヨーグルトボタンを押すだけ。

鍋一つで作る

私が使う方法はこれ。ある日、ユーチューブで、お鍋一つで、温度計は使わずに指で触れた感覚で温度を測るといったとてもリラックスした作り方を見て、これなら私にも出来る!と思って真似て作ってみました。牛乳を熱して、それが冷めたらヨーグルトを加えてよく混ぜる。お鍋の上にタオルをかけてオーブンの中に入れて、オーブンの中の電気をつける。ドアを閉めて電気をつけたまま6時間から8時間くらい発酵させる。

牛乳は沸騰させてもいい?

ヨーグルトを作る時、牛乳を沸騰させてはいけないというのは、一般的に言われていることです。例えば、ヨーグルトが固まらないでどろっとした牛乳にしかならなかったとしたら、原因は、温度だと言われています。沸騰させてしまったり、温度がぬるかった、または温度を下げすぎたなど温度がぴったりでなかったからだと温度のせいにされてしまいます。

しかし、家庭で作れるヨーグルトの作り方を検索していたら、これと全く反対のことを言う人がいました。牛乳は沸騰させて、なおかつそのままグラグラと10分火を通すのが美味しいヨーグルトの作り方のコツだという事です。私もこの方法を試してみたら、びっくり!とても滑らかなヨーグルトが出来あがります。

酸味は発酵時間が大きく関係します。すすめられている発酵時間は、6時間から8時間。時間が長くなるにつれて酸味が増します。6時間だととてもマイルド。8時間だとちょっと酸味があるヨーグルトといった感じです。

さて、材料と作り方です。

材料:

  • 牛乳1リットル
  • ヨーグルト種となるヨーグルトを大さじ2(常温にしておく)

作り方:

牛乳を火にかけ。温度を上げる。ぐつぐつと煮るまで、中火で20分から30分かかります。ぐつぐつと沸騰したら、そのままぐつぐつと10分煮る。そして、火を止めて、今度は30℃くらいまで下げる。37℃まで下がったら、用意していたヨーグルトにその牛乳を少し加えて牛乳とヨーグルトの温度を同じくらいにする。それを牛乳の鍋に入れる。よく混ぜたら、タオルやふきんを蓋のようにして鍋にかける。タオルが牛乳の中に落ちてしまわないように鍋の上に菜箸などを置いてその上にタオルを乗せるといいです。タオルでぴったり封じてしまうよりも横に少し隙間をあけるといいです。そして、オーブンの電気をつけたままオーブンの中で発酵させる。6時間から8時間くらいで取り出す。取り出したら、すぐにスプーンを入れてしまわないで、そのままテーブルの上に置いて冷ます。そうするとヨーグルトの水分をコントロールできます。冷めたら、瓶などに移して冷蔵庫で冷やす。

全部食べてしまわないで、次のヨーグルトの種として少し残しましょう。

 

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