Tuesday, April 16, 2024
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「可愛いからあげる」はダメ!アメリカでは、気軽に子供にお菓子をあげてはいけない

可愛いからって、子供にむやみに食べ物を与えない。その理由の一つは、その子供が食べ物アレルギーを持っているかもしれないから。

小さな子供を見ると可愛さでついに、何かあげたくなる大人は少なくないかと思います。
私もその一人で、たしか飴を持っていたはずだわ、とバッグの中を探してみたりします。

でも、これは気をつけなければなりません。

食べ物アレルギーの深刻さを理解しているからこそ、アメリカでは、食物アレルギーに対する配慮がありますし、親の許可なしに他人の子供にお菓子や食べ物を与えません。

たかが棒が付いた飴でも、Can she have this? なんて風に親に聞くべきです。

アメリカでは、知らない子供にむやみに食べ物を与えない例の話をします。

子供が欲しそうに見ていても絶対にあげない

私の娘が2、3歳だった頃にあった出来事です。ファーマーズマーケットの横にある公園で、大きな袋に入ったポップコーンを美味しそうに食べている大人がいました。私の娘は、その人の前に立って、ポップコーンを食べている姿をじーっと見上げているのです。私は、その光景があまりに可愛かったので、少し離れたところからその様子を数分見ていました。
その男性はじーっと前方を見ているだけで、自分の足元に立って自分を見上げている子供には、目を向けません。これが、私の父親だったら、きっと「少し食べる?」と言って小さな両手にポップコーンを入れるだろうな、と想像しました。しかし、そんなことは、アメリカではあり得ない。それがアメリカなんです。知らない子供にむやみに食べ物を与えない。

別の出来事です。子供のハロウィーンのイベントで、スターバックスの恰好をして、本物のスタバのアイスコーヒーを小さなサンプルのコップに入れ、欲しいと言う人達にあげていた男の人がいました。
10歳くらいの女の子がCan I get some?と言うと、その人は、お父さんかお母さんを連れて来なさい。親がいいと言えばあげるよ。と言ってました。それでも、その子は、「大丈夫、コーヒーはいつも飲んでいるから」と言って説得していましたが、男の人は、「ダメだよ。責任をとりたくないしね。」と言って断る。

お店での試食も気を付けています。Costcoでは、親が隣にいない子供には試食の食べ物をあげてはいけないというポリシーがあります。子供だけで試食のブースに行くと、親はどこ?親を連れてきなさい。と言います。

日本であった、これと対象的な出来な事

私の幼い娘を抱っこひもに入れてバス停で並んでいると、私の後ろにならんでいたおばあさんが、私の背後で、ビニールで包まれていない人形焼を一つ素手で持って娘にあげていたのです。気がついて私が振り返ると笑顔で「かわいいね」と一言。
亡くなった私の祖母も、きっと似たようなことをしただろうなと祖母を懐かしく思う一瞬でもあった。

このおばあさんの世代には、きっと食べ物アレルギーを持つ人はいなかったのかもしれない。いないと言えるほど一般的ではなく、食べ物アレルギーという言葉しら知らないという人が多かったのかもしれない。それに、素手で食べ物を掴んで人にあげるのも、当たり前のことなんでしょうね。

昔は、アメリカでもこういうことがあったかと思いますが、今の世代は違います。

責任的な問題があるため、仕方がありません。

何かわからない物は食べない

ある日、モールの中の子供の遊び場で7歳だった私の子供を遊ばせていた時の出来事です。その場で友達を作り一緒に遊んでいた女の子にもあげなさいと私が飴を二つ私の娘に渡しました。その飴は韓国製で、韓国の字が飴の包みに書いてありました。その子供はその飴をお父さんに見せると、お父さんが食べたらダメと言ったのか(スペイン語だったのでわからない)、その子は要らないと言ってその飴を私の娘に返したのでした。私は、そういった用心は賢いなと思いました。

 

まとめ

アメリカでは、可愛い子供でも、知らない子供にはむやみに飴やお菓子を与えない。そして、自分の子供にも知らない人からむやみに食べ物をもらってはいけないと教える。そして、知っている子供でも、食べ物をあげると差し出した時に、その子がNo thank you.と断っても、それは文化的なものだと理解する。嫌だなと思わない。また、食べ物アレルギーに対して、笑ったり変にコメントしてしまわないように気を付けましょう。2018年に出たピーターラビットの映画の中で、食物アレルギーをバカにしているシーンがあると批判されるという事が起きました。

このトピックに関する意見などがありましたら、下のコメント欄に書き込めます。

 

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