外国人が持つアメリカ人のイメージとは?その8つ

外国人が持つアメリカ人のイメージとは?その8つ

外国人が持つアメリカ人のイメージ、つまりステレオタイプ的なイメージといはどんなイメージなのでしょう?

あるウェブサイトによると、自慢ばかりする、傲慢で、声が大きい、太っていて、お酒を沢山飲んで酔っ払っている姿、こんな感じらしいです。でも、これって本当のアメリカ人の姿なのでしょうか?

アメリカ人がよく思われがちなステレオタイプなイメージを一つずつ見てみましょう。このサイトが上げた9つのイメージに私自身の経験からの意見も加えました。

1. アメリカ人は騒がしくて不快感がある人達だ

これは、昔から外国人の間で言われているアメリカ人のイメージということらしい。これは、バックパックをしょって外国を訪れるアメリカの若者たちが作ったイメージと言われている。こういった若者たちが訪れた国で酔っ払って、騒いでいるというイメージが定着してしまっているようだ。しかし、これが本当のアメリカ人の姿なのでしょうか?日常会話の中で、アメリカ人は決して騒がしい人たちではありません。

私の意見:

私も、アメリカ人は騒がしい人たちだと思いません。最近、日本人の親子と私の子供と4人で公園で遊んでいた時に友達がこう言いました。「アメリカには、大きな声で叫ぶ子供っていないね。」そして、更に「他の子供が間違って閉めたドアに別の子供が手を挟んでしまって痛そうにしたけど声を一つも上げず、それもそのドアを閉めた子供に背後から怒鳴るわけでもなく何も言わなかった。その様子を見て驚いた。」と。確かに、アメリカでは、公園中に響き渡るような大声で叫ぶ子供の声は聞こえない。遊んでいる時に体が他の子供にぶつかってしまったりすることがあっても、「いってーな!」「何すんだよ!」なんて大声で叫ぶ子供もいない。それは、アメリカ人は人に触らない、触ってはいけないとことなっている、そして自分の身体が人の体に触れてしまったりぶつかってしまったら知らん顔しない。必ず謝る。このルールを親が子供に教えているため、子供はこのルールを守って遊ぶため、「いってーな!」「何すんだよ!」なんて叫ぶ子供もいない。

2. アメリカ人は人種差別をする

アメリカ人は人種差別をするというイメージも持たれているということらしい。しかし、1980年代から人種が違う人同士の結婚が増えていて、87パーセントの男性と85パーセントの女性が白人と黒人の結婚を認めているということらしい。つまり、5人のうち4人が違う人種の間での結婚を認めている。これは、全ての人種の事を言っているのではなく、白人の黒人に対する人種差別ということのようですね。60年代から大きく変化したということになります。

私の意見:

これはどうかなと疑問に思います。白人と黒人との結婚が増えていても白人警察により黒人のアメリカ国民が殺害される事件がなくならず、2020年の新型コロナの後にも白人によって黒人が殺される事件が相次いでありました。BLMのデモがアメリカ国内のあちこちでありましたし、新しい事件として、白人の生徒が黒人の教師に差別的な言葉を発している動画がネットで広まり注目を集めています。

3. アメリカ人は自分のことしか考えない

自分勝手な人はどの国にもいるわけですが、人を助けるということではアメリカはとても協力的であります。特に、震災では、他の国が助けを必要としているとなるとアメリカは第一に救助に駆け付ける国の一つでもあります。

私の意見:

他の国を助けるというった大きなスケールではなくても、日常の生活の中でも助けを必要としている人がいれば親切に声をかけるなりお金をあげるなどして助けようとします。関わりたくないからと知らん顔するというのは、アメリカ人はやらないことです。

4. アメリカ人は頭が悪い、教育がない

アメリカ人は頭が悪いというイメージも持たれているようですが、実際は、そんなことない。統計によると、2015年の段階で、88セントの大人は高校を卒業している、33パーセントは最低4年生の大学を卒業している。

それに、世界で一番難しい大学の上位に入っている大学の多くがアメリカにある大学です。

5.アメリカ人は自然を大切にしない

このようなイメージも持たれているということですが、実はアメリカの13パーセントの土地が自然保護されていて、41.1パーセントのアメリカの海が保護されているということらしい。

6. アメリカ人は皆、銃を持っている

アメリカで銃を使った事件が増えているため、アメリカ人は皆銃を持っているのだろうと思うようですが、最近の調査によると、36パーセントの大人が銃を持っているか、または銃を持っている大人と一緒に住んでいるらしい。でも、実際にはみんなが持っているわけではない。

7. アメリカ人は失礼な奴らだ

大きな口を開けて笑う姿や公共の場で鼻をかむというアメリカ人旅行者の姿から、アメリカ人は失礼な奴らだというイメージが定着してしまったのだろう。こういった姿を失礼だと言う国もあるでしょうが、アメリカ人は失礼な人種と言うよりもニコッと笑顔をくれ、困っている人がいれば手を貸してくれる、知らない人にも目を合わせて、その人がそこにいるということを無視しない人達だ。エレベーターの中で、知らない人がいれば丁寧な挨拶は飛ばしてカジュアルに話しかけるというのがアメリカ人。

これに対する私の意見:

正にその通りだと思います。マナーやエチケットを持つアメリカ人の方が多く、親切な人が多いと思います。

8. アメリカ人は太っていて、ジャンクフードばかり食べている

肥満はアメリカの大きな問題であるというのは確かにその通りです。アメリカ人の3人に2人が肥満。この問題を解決するために様々な努力をしている。例えば、学校の給食を見直し、カロリーを下げ、栄養のある食べ物を与え、量を少なくする。また、会社では給料の一部を健康管理に使うために回している。また、4つの州ではレストランのメニューにカロリー表示をしなければいけないという法律がある。

私の意見:

学校の給食のメニューの見直しがあったとしても、私の子供の学校の給食のメニューはホットドッグ、ハンバーガー、チーズピザ、アメリカンドッグといった主食に、野菜の部門では、生の人参、味のないコーン、セロリステックといった典型的なアメリカの学校のランチ。ヘルシーとは言い難い。ファストフード店の数も多いし肥満の人も多い。このイメージは完全に間違っているとは言えないと思う。

 

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