日本の日常でよく使われる、可笑しなカタカナ英語-13コ

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日本で使われるカタカナ英単語。頻繁に使われていても、実は、英語の意味とは違っていることもあります。そのため、英語では、そのカタカナ単語が通じません。私が思いつくカタカナ英語をまとめました。このリストは、他に思いつく単語、言葉が出たら足して行こうと思います。

revenge リベンジ

英語のrevengeは、仕返しをする、復讐をするという意味です。これは、日本で使われている意味と英語の本来の意味がものすごく大きく違う言葉の一つです。私が初めて、「リベンジしてみる」と聞いたとき、なんて恐ろしい言葉を使うのだろうと驚きまたし、その人がどういう意味で使ったのか分かりませんでした。それだけ、英語の意味と違うからです。

「もう一度、挑戦してみる」と言いたいのなら、I will try again. また、2度目の挑戦で…という意味では、the second attempt。つまり、2度目の挑戦でやっと出来たと言うなら、I finally did it on my second attempt. とか、I finally did it after my second attempt.なんて風に言います。

Recipe レシピ

ある日、私が日本人の女性との会話で、そのマスク上手に作りましたねとコメントすると、「インターネットで(マスクの)レシピがたくさんありますよ」と言いました。でも、英語では、マスクの作り方のことをレシピとは言いません。料理の世界ではrecipeと言えば、材料と作り方の手順のことですが、洋服の作り方やマスクの作り方、またはリースの作り方と言う場合は、recipe ではなくてinstructionsです。Instructions of how to make a face maskなんて風に言います。「そのマスクいいね!作り方を教えて!」という意味で、I love your mask! Can you give me the recipe? なんて言い方はしません。

attack アタック

好きな人にアタックしてみようと思う。なんて言い方をしますが、アタックは、英語ではattackは、襲い掛かるという意味です。例えば、道を歩いていたら、野良犬にアタックされた (I was walking down the street when I got attacked by a dog.) つまり、英語の意味と全く違ってしまいます。気に入った人にアタックするという意味で英語で言うなら、Hit on someoneという言い方を使います。例えば、私にアタックしてきたという意味で、The guy was hitting on me. といった感じに。

サラリーマン salaried worker

職業は何ですか?(What is your occupation? または、What do you do for a living?)と英語で聞かれて I’m a salaried man.という答えをしてしまわないように。salaryの意味としては、決められた額の月給や2週間毎の給料です。これに対して、時給で働く人をhourly workerと言われ、日払いの仕事をday laborと言います。つまり、salaryという言い方は、給料の支払い方や稼ぎ方を意味し、I get paid salary. または、I’m a salaried employee.なんて風に使われます。ですから、英語で、職種は何ですかと聞かれたらエンジニア、マネージャー、計理士なんて風に職種を教えるのが普通です。特に、職のタイトルがないのであれば、I work at a bank.(銀行で働いています。)I work at the library. (図書館で働いています。)または、I work at a bakery.(ベーカリーで働いています。)といった言い方をしてもいいです。

OL (Office Lady)

これも、サラリーマンという言い方と同じで、職種は何ですか?と英語で聞かれて「OLです。」と答えるのは変です。そもそもOLの意味であるoffice ladyという言い方も英語ではしません。There is a lady in the office.という言い方をしますが、意味が違ってしまいます。事務的なあらゆる仕事をする職種として、Administrative assistantという言い方をします。

Claim – クレーム

英語では、文句を言うという意味では、complain(動詞)または、complaint(名詞)という言い方になります。claimという単語は、保険金を求める時の申請書をinsurance claimとして使うのが一般的です。ですから、文句、不平、苦情を言いたい時に、I want to make a complaint.と言うのが普通で、I want to make a claim.とは言いません。

Viking- バイキング

日本では、レストランやホテルで好きなだけ食べられる形式をバイキングと言いますが、vikingと言ったら8世紀から11世紀のヨーロッパの海賊のことになってしまいます。英語では、all you can eatとかBuffetという言い方をします。

Naive- ナイーブ

日本語で、誰かの事をナイーブと表現したら、ピュアとか純粋な人という意味になりますが、英語ではちょっと意味が違います。naiveとは、世間知らず、経験不足といった意味になります。

appeal- アピール

アピールするという言い方も、日本で頻繁に使われていますが、英語のappealという意味と違って使われています。appealの一つの意味は、警察が市民に緊急に情報提供を懇願するなんて時に使われます。また、裁判の決定や命令に対する不服申し立てするという意味もあります。医療保険の支払い結果に対する不服申し立てという意味でも使われます。また、もう一つは、何かに対していいと思うという意味もあります。例えば、新しい電話は色々な操作が付いているけど、そんなにいいと思わない。私は、この古いタイプで満足してます。This new phone has lots of features but they are not that appealing to me.  I like my old phone. なんて感じに。仕事の面接などで自分のスキルをアピールする、といった言い方を英語でするのなら、I want to appeal my skills.とは言いません。appealをshowに入れ替えるべきです。自分を見せる to show who I am、自分の才能を見せる to show what I am capable of.となります。

consent- コンセント

電気のコンセントは、英語ではoutletです。なぜ、日本語ではコンセントと呼ばれるのでしょうか?英語のconsentとは、同意という意味があります。例えば、親の同意、consent from parents。

Vacation- バカンス

日本語のバカンスは、フランス語のvacances から来ているようですが、英語ではVacationと言います。vacances の発音を正しく「I’m taking my vacances next week.」と言えば、通じることでしょうが、発音が日本語のバカンスのままで、「I’m taking my バカンスnext week. 」と言ったら、通じません。

また、どこかに旅行するときだけでなく、数日続けて休暇を取っても、その連休の休みをvacationと呼ぶこともできます。例えば、1週間仕事を休んで家にいるだけでも、I’m taking my vacation next week. という言い方もします。また、vacationと呼ばずに、time offという言い方をする人もいます。例えば、I’m taking one week off next week. なんて風に。

vaccine- ワクチン

予防注射という意味で、英語ではvaccine(ヴァクシーン)と言います。

アポイントメントとリザベーションの使い方の違い

この二つは、日本人は、使い方を間違えやすいようです。Reserveは、テーブルや席、部屋をリザーブ(確保する)という意味ですので、ホテルのリザベーションだったり、レストランのリザベーションの際には、Reservationとなります。appointmentは、人に会う時間を予約するということですので、病院の予約(医師との予約)だったり、マッサージの予約(マッサージ師との予約)、仕事のミーティング(仕事関係の人に会う)に使われます。

病院に電話した時は、「I want to make a reservation with Dr. Johnson.」と言わずに、I want to make an appointment with Dr. Johnson.と言いましょう。

 

他には何がありますか?

 

 

 

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