わたあめのような味がする「コットンキャンディー、ぶどう」

コットンキャンディーは、名前の通り、綿あめの味がするぶどう。
ぶどう独特の酸っぱさが全くなく、とっても甘く、バニラの風味も加わったまるでお菓子の味がするコットンキャンディーは、カリフォルニア州のGraperyというブドウ農園が、二種類のブドウの品種をかけ合わしていたら偶然にも出来上がった品種。遺伝子組み換えの果物ではありません。2011年くらいからお店に出てから、とても人気があります。

cottonC

黄色がかった色

普通の緑のぶどうよとも、少し黄色がかった緑色がコットンキャンディーの特徴でもあります。
一見、古いのかなと思ってしまいますが、これがコットンキャンディーの普通の色なのです。

いつが旬か

Graperyによるこの品種のシーズンは8月10日頃から9月20日頃。
最近では、メキシコ産のコットンキャンディーもあり、これは6月から店頭に出ます。下はメキシコ産のコットンキャンディー。

 

美味しいブドウの見分け方

品種にかかわらず、美味しいぶどうは、色鮮やかでブドウの表面に光沢があり、張りがあるものが良い。

ブドウの皮の表面に白っぽい粉が付着していますが、これは農薬の残りではありません。
乾燥や病原菌に乾燥するのを防ぎ、鮮度を保ってくれるのです。このブルームと呼ばれる粉がまんべんなく付いているブドウは鮮度が良い証拠です。

 

ブドウの保存法

水に浸けるとブドウの表面についたブルームが取れてしまい、傷みが早くなります。
ですから洗うのは食べる直前が良いそうです。

房のまま保存する場合は、一房ずつ乾燥しないように新聞紙などでくるむかビニール袋に入れ野菜庫に入れます。

房を切って小さな房にして保存する場合は、実を一粒一粒枝から取ってしまうと枝が付いていた部分に穴があいて果汁が出て痛みが早くなります。
ハサミを使って、実を傷つけないように枝を切って粒にすると房のままで保存するよりも長持ちします。こちらも、洗うのは食べる前にしましょう。

 

美味しく食べる方法

冷やしすぎると甘味が感じられなくなってしまうので、常温で保存し、食べる間際に冷水に浸けて冷やすのがベストです。また、ブドウは上の方が甘いので、下の方から食べると最後までおいしく食べることができます。

 

Sources:
grapery.biz/index.php/grapes/cotton-candy
globalfruit.co.jp/knowledge/grapevine/

記事掲載日:6/15/2016

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