アメリカの学校：お弁当は包まない、ランチバッグに入れて登校する。ランチバッグの選び方

記事更新：9・18・2022

ランチバッグに入れて持ち運ぶ

アメリカで学校に通う子供が学校で必要な物として、その一つはランチバッグ。背中にバックパックを背負い、手にはランチバッグを持って登校する。これがアメリカの生徒の典型的な姿です。アメリカでは、学校によってはカフェテリアでランチを提供しますが、それを食べるか家からお弁当を持って行くかは生徒の自由です。お弁当を持って行かないで、学校のカフェテリアでランチを食べるにしても、おやつやジュースなど飲み物をランチバッグに入れて学校に行くので、ランチバッグはアメリカでは学生の必需品です。

お弁当を包む布なんて要らない！

私が子供の頃は、日本で、お弁当は大きなハンカチに包んでカバンの中に入れて学校に持って行ったものです。昔流でも、この方法はとても便利でありとても日本ならでは。ただの1枚の四角い布が、包む、運ぶ、ランチョンマットとしての3つの役割を持つのですから。日本の風呂敷のコンセプトは、アメリカにはない発想です。アメリカでは、包むと言えば、クリスマスのプレゼントくらいですね。誕生日のプレゼントでさえ、プレゼントを包む人よりも紙の袋に入れる人の方が多いくらいです。簡単ですからね。アメリカでは、簡単な物が人気があります。

私としては、ハンカチで包んだお弁当をランチバッグに入れて、お弁当を食べる時は、お弁当を包んでいるハンカチを広げてお弁当を食べ終わったら、再びハンカチでお弁当を包んでランチバッグに入れる。こうしたいのですが、アメリカの子供はそんなことしないんですよね。確かに、誰もお弁当を布に包んでいませんし、私の子供には、「要らない。そんなことしてる子供は一人もいないよ。」と言いわれてしまいます。お弁当は、テーブルの上にじかに置いて食べるのが当たり前。

ランチバッグの選び方

私の経験より、ランチバッグを選ぶ際のコツをまとめました。

１．縦型がお薦め

子供のランチバッグは、サンドイッチとリンゴとジュースといったランチを入れるだけとしか考慮されていない感じで、ランチバッグが横型が多い。小さなスーツケースのような形で、テーブルの上に横にしてチャックを開けて中身を取り出す。これでは、日本のお弁当だとせっかく美しく詰めたお弁当の中身がぐちゃぐちゃになってしまいます。そのため、写真下のような縦型のランチバッグをお薦めします。

２．ランチバッグの素材は、汚れを拭き落とせるタイプ

布素材ではなくランチバッグの中は、汚れを拭き落とせるタイプがいい。

３．ランチバッグの大きさは子供の年齢で決める

大人のランチバッグは、沢山のタッパーが入れるくらいの大き目ですが、持ち運び安いサイズを選ぶ。