アメリカのエアコンの使い方。夏の間は何度に設定するべきか?

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アメリカのエアコンの使い方。夏の間は何度に設定するべきか?

アメリカでは、夏の間、エアコンを使って生活するのが当たり前。サンフランシスコやシアトルなどでは、気温がぐっと上がる短い間だけエアコンを使うことがあっても大抵は扇風機だけで十分であったりするようですが、多くの地域ではエアコンを必要とします。さて、気になるのはエアコンをつけっ放しにして生活した時の電気代です。

家の中にいる時のエアコンの温度は何度がベストか?

アメリカのエアコンは一般的に、各部屋にエアコンが備え付けられているのではなく、スイッチ一つで家の中全体にエアコンが回ります。アメリカの環境省 によれば、家に居る時は、78F (26C) が推奨されています。この温度に設定すれば、家の中で涼しく過ごせるだけでなく高額な電気代を避けることができるということです。この温度ではまだ涼しくないのであれば、各部屋の天井の扇風機を回してエアコンの冷風の循環をしてみてください。また、最近の家では2階建ての場合、一階と2階に別々に温度設定が出来ますが、2階は誰も人がいないからと1階だけのエアコン付け、2階は付けないというのは、1階のエアコンの負担にもなるため逆に電気代が上がってしまいます。また、2階のエアコンを消していていると、1階もなかなか冷えません。

出かける時は温度を何度に変えるべきか?

さて、朝から家族みんなが仕事や学校に行って、誰も家にいない時間はエアコンはどうするべきでしょうか?出かける時に、エアコンの温度を7℉から10℉上げることで、電気代の節約になります。2時間以上出かける時は、温度設定を88F (31C)くらいに上げて出かければ、電気代が10%くらい節約できるそうです。

家の中を快適な温度にするためにするべきこととは?

78Fというのは、アメリカ人にとっては高すぎるという感じがしますが、この温度設定でも家の中の涼しい風が逃げないように出来ることがあります。次の方法によって、78F設定でも家の中で快適に過ごせることでしょう。

  • 窓から入って来る外の光や熱をカーテンなどをかけて抑える。
  • 窓の周りに隙間が空いていれば、外から熱が入らないために隙間を塞ぐ。
  • i夜が暗くなり金が下がる8時くらいまでは、オーブンやガス台など熱を出す電化製品はなるべく使わない。夏の間は、外でバーベキューグリルを使うようにする。
  • 天井の扇風機がない場合は扇風機を取り付ける。

温度設定を時間によって上手く調整する

また、家に戻ってきたときに家の中の温度が快適な温度であるために、家に帰って来る時間の30分前には自分の快適な温度か78F (26C)になるように設定する。温度を10℉高くして出かけた場合、家に帰ってから今度は10℉下げるとなると、時間がかかります。そこで、家に足を一歩入れた途端に、急激に温度を下げようと温度設定を75F にすると、今度はエアコンに負担がかかり電気代を上げる原因になってしまいます。

 

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