アメリカでは、咳やくしゃみをする時は手で口を覆わない

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くしゃみをする時に、手で口を覆ったら、風邪の菌などが手に付くからです。
菌がついたその手で、ドアのノブや周囲の物を触るということは、菌を撒き散らせていることになります。

また、風邪をひいていなくても、くしゃみをした時に出る唾が手についてしまう。
風邪の菌がなくても、唾がついた手でテーブルやドアなどを触らないためです。

くしゃみをする時に、手で口を覆わないということは、アメリカのマナーです。
小さな子供でも知っていることです。

では、どうしたら良いのか?

アメリカのくしゃみの仕方

正しいくしゃみの仕方3つとは、

1. 腕を曲げて肘の内側で口を押さえる。
3. ティッシュやハンカチで口を覆う。手が直接触れていないのでこの方法は良し。
4.着ている洋服をまくって服で口を覆う。

Bless You!!! くしゃみをすると誰かが言ってくれる言葉。一体何で?

アメリカでは、腕を曲げてひじの内側で口を押える方法が一番多く使われています。まず、ハンカチを持ち歩くアメリカ人はいませんし、バッグに入っているティッシュを探している間にくしゃみが出てしまうので、腕を使うのが一番便利だからです。

小さな子供でもこの方法でくしゃみをします。学校でも先生に言われるので、子供は腕の内側を使ってくしゃみをします。

つい癖で、私は手で口を覆ってしまうことがありますが、そうすると、私の6歳児に、「ママ、こうだよ」と、いつどこで身につけたのか、ひじの内側を使って”正しいくしゃみの仕方”を見せてくれます。

風邪引いいたら休むのがマナー

アメリカでは、風邪で具合が悪い人は、治るまで家にいるべきだと思われます。
具合が悪いのに「がんばって学校に行く(仕事に行く)」なんて考えはアメリカにはありません。「具合が悪くても来た」と言っても、誰も、偉い!なんて風に思ってくれません。
逆に嫌がられます。

くしゃみと咳ばかりしていれば、周囲の人が、Are you OK?と心配しているように言ってくれるでしょうが、本心は、移されたくないので嫌がっている筈です。

また、風邪を引いているときは、病院の予約(風が理由で行く場合以外)や美容院での予約などもキャンセルするのがエチケットです。理由は、会社や学校の場合と同じく、人に移るからです。具合が良くなってから行きましょう。

記事掲載日:11/9/2017

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