子供の学校から、ある生徒の頭からシラミが見つかったという連絡を受けたことありませんか?
1年に1回どころか、2回も3回もシラミ連絡を受ける人も少なくないかと思います。
なぜ子供はシラミがつきやすいのだろう? どうやってシラミが発生するのだろう?と不思議に思ったことありませんか?
なぜ子供はシラミがつきやすい?
子供は大人以上にシラミがつきやすい。
例えば、同じ子供にシラミが見つかったということが何度もあったとしても、その家庭の大人にはシラミがつかないのが普通らしい。
それくらい、シラミは子供の頭を好む。
それはなぜ?
headlicecenter.comの記事で、専門家の説明によると頭皮のPHが関係する。PHは肌のアルカリ性・酸性度を示す数値で、この場合は頭皮の酸性度です。
肌のPH度は成長と共に変わります。肌の酸性度は、バクテリアやばい菌、カビなどからの感染を防ぎ人間の私たちの体を守ってくれます。
生まれた時はPH度は7。成長の過程でその数値が変わり、4.5から5.5の数値になり酸性の肌の層が作られます。
だいたい12歳になると、その層が出来上がり、20歳にもなると層は鍛えられ、外部からの悪い物(バクテリアやばい菌など) から守る力が強くなります。
ですから12歳以下の子供は、肌が完全に酸性でないので、肌が外部からのばい菌やバクテリアを防げない。つまり、こういった訳で、 子供は大人よりもシラミが発生しやすいのです。
アメリカの学校のシラミ対策
アメリカの学校では、生徒の頭にシラミが見つかると、その生徒は家に帰らされシラミが完全に駆除されるまで学校に戻れません。そして、そのクラスの他の生徒はもちろん、同じ学年の他のクラスの生徒もシラミが発生したと知らせます。子供の名前は絶対に発表しません。そして保護者にもイーメールの報告が送られます。
自分の子供の頭にシラミが見つかった場合は、シラミ退治の薬を使用するしかありません。またクラスの子供にシラミが見つかったと連絡が来た場合、他の子供の頭に近づけない、友達の帽子をかぶらない、友達のヘアリボンやカチューシャを借りて自分の頭に着けないなど注意するだけでなく、念のためシラミ予防の薬を使用する方法もあります。
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Source:
https://headlicecenter.com/how-do-you-get-head-lice-children-more-often-than-adults/
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記事掲載日:1/11/2019
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