クリスマスカードについて(日本人が誤解していること)

アメリカに住むようになり、クリスマスが近づいてくるとクリスマスカードの心配があるかと思います。日本で年賀状を出すように、アメリカで知り合った友達や仕事関係の人にはクリスマスカードを出すのが礼儀じゃないか、当たり前じゃないかと思っているかもしれません。でも、実際はクリスマスカードについて良くわからない?

そんな方のために、クリスマスカードについて知っておくべきことを5つにまとめました。参考にしてください。

1.日本は新年の挨拶に年賀状を出し、アメリカはクリスマスカードを出す。この2つは同じようなもの?

シーズンのご挨拶という意味では似ています。日本の年賀状は、新年の挨拶として「新年が良い一年でありますように」と言い、「去年は色々とお世話になりました」なんて言葉も添えます。そして、タイミング良く、魔法の様に新年が開けると元旦に年賀状が届きます。郵便局で働く人や年賀状を配達する人に感謝です。そして、クリスマスカードは、「良いクリスマスになりますように」とクリスマスシーズンに対するお祝いの言葉を贈る。また「新年が良い年になりますように」という言葉も添えます。

しかし、挨拶として出す手紙と言う意味以外では似ていますが、いつ届くように出すかが違います。

2.クリスマスカードはクリスマスの日に届くように出すものではない

一般的に、クリスマスカードは、クリスマスの2,3週間前(つまり12月の初めの週)に届くように出すものだと言われています。そのため、12月に入ると、クリスマスカードが続々とポストの中に現れます。

キリスト教的には、クリスマスシーズンはクリスマスの12月25日に始まり12日間続きます。しかし、クリスマスシーズンがいつから始まるかの考えは人によって違います。ハロウィーンの翌日から始まると言う人もいれば12月1日から始まると言う人もいます。

3.クリスマスカードは出すのが当たり前?

まずクリスマスカードを出すか出さないかは、人それぞれです。もちろん出さない人もいますが、一般的に大人は出します。でも、クリスマスカードを出さなくても失礼にはなりません。

4.クリスマスカードをもらったら、自分もその人へ出すべき?

意外な人からクリスマスカードが届いたら、慌ててその人にお返しにクリスマスカードを書く必要はありません。

5.「Merry Christmas」か「Happy Holidays」か?

クリスマスは、キリストが生まれた日であり宗教的な日です。そのため、自分はクリスチャンじゃないから、クリスマスを祝わないし、「メリークリスマス!」とも言わないという人もいます。クリスマスシーズンには、「Merry Christmas」という言葉が必ずといっても良いほど別れ際に交わされます。まるで、「じゃあ、またね。」と挨拶言葉のように。でも、誰もが皆クリスチャンではないので、「Merry Christmas」と言う代わりに「Happy Holidays!」と言うべきだという意見もあります。これに関しては昔から色々な論争があります。

そんなわけで、クリスマスカードも「メリークリスマス!」ではなく「ハッピーホリデー」と書かれたカードを出すのが無難だし、そうするべきだと考える人もいます。

どんなクリスマスカードが人気か?

クリスマスカードに使う写真をプロカメラマンに撮ってもらう

アメリカでは、特別な日や記念の日を記念に写真に残すために、写真スタジオを利用したりフリーランスのカメラマンを雇って写真を撮ってもらうのはよくあることです。クリスマスカードも、同じようにプロに撮ってもらった写真を使う人も沢山います。 中でも、自然の中で撮った写真が人気で、10月や11月になると、フリーのカメラマンなどに写真を撮ってもらう人の姿が見られます。

記事更新日:11/20/2020
記事掲載日:11/18/2018

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