アメリカ：どんな方法で家の中をスッキリさせる？

どんな方法で家の中をスッキリさせる？

家の中の物が増えてしまった、どうにかしたい。物を処分してスッキリしたい。アメリカの人は、どのような方法で家の中をスッキリさせるのでしょうか？アメリカに住む間に

こんまり片付け術

数年前にに片付け名人の近藤真理恵さんの片付け法が世界的に注目されベストセラーになり、ネットフリックスでコンマリの片付け法の番組が出来るほどコンマリブームになりました。

私自身、この番組が始まるのをとても楽しみにしており、最初の数回のエピソードを見たものです。番組で、一つ一つの物を手に取ってときめくかどうかチェックして、ときめかなければ捨てるという有名な彼女の片付け法を知りました。この方法で実際に片付けた人が沢山いたようで、アメリカのあちこちで、古着店や寄付団体が洋服を持って来る人で溢れたとニュースで報道されたほどです。このように、アメリカでは、洋服にしろまだまだ使えそうなコンデションの良い物を処分する時、捨てるというよりも寄付団体に寄付するか、どうにかして売る方法をとるのが一般的です。

つい最近、コンマリさんのベストセラーの本が私の家のそばの図書館にあったので読んでみました。私が新しく知ったことは、ちょくちょく片付けるのではいつになっても片付かない、リバウンドしない方法として、一気に家の中を片付けると教えていることです。そして、この一気に片付けるというのは、捨てて処分するということだったのです。日本は、アメリカのように不要となった物を寄付できる場所が一般的でないということと、ガラージセールをやって売るということをやらないので、処分となれば捨てるということになってしまうのも無理はありません。コンマリさんは、要らない物として集めた衣類などは、お母さんに見つからないように捨てるべきだと教えています。お母さんに見つかってしまえば、まだ使えるじゃないと言って捨てさせてくれなくなるからです。この処分するイコール捨てるということは、彼女の番組では明確にしていません。それは、捨てなさいと教えたら、物を粗末にしているとか、ごみを増やして環境に悪いなどと沢山の批判の声が上がるのは間違えないことだからだろう（特にアメリカでは）と私は思います。また、不要となった服などをどのように処分するかまでコンマリさんが口出しすることではないという声が上がってしまうことでしょう。

衣替えに便利！

洋服収納箱、@Amazon

アメリカには不要になった物を受け取ってくれる寄付団体が多い

アメリカでは物を捨てなくても寄付出来る場所が沢山あるため、こういった場所を利用できるのが何よりです。服だけでなく家庭用品、家具までほぼ何でも寄付出来きます。日本のように、物を持って行ってもらう運ぶ費用というのもありません。アメリカでは、寄付団体に連絡すれば、喜んで自宅まで取りに来てくれます。

Goodwill

グッドウィルは、リサイクルショップチェーンで、家庭で不要となった物（衣類、家庭用品、家具まで）を無料で引き取り、それを店内で販売します。売上げの金額はお店の従業員の給料として使われます。不要物の引き渡し方は簡単。お店の後ろ側のドライブスルーに行き、ここで処分したいものを引き渡せます。この時、グッドウィルに物を寄付したと申請できる用紙をもらえます。寄付は免税になるからです。この用紙に何を寄付し、それぞれの物が幾らくらいの価値があるか記入し、確定申告の時に提出できます。近くのグッドウィル店は、公式サイトで探せます。
www.goodwill.org

寄付団体は、アメリカのどこにも有るはずですが地域によっていろいろです。あなたが住む地域で探してみてください。テキサスのダラス地域に住む方は、下の記事を参考にしてください。
要らない物を処分したい！北テキサスで物を寄付できる場所、子供用品を買ってくれる場所

ガラージセール

ガラージセールでまとめてどっさり売る方法もあります。また、最近では、何でも便利にネットで用が足せてしまうので、地域のオンラインでの情報交換サイトを利用する人も増えています。私自身、近所や地域の人が集まる情報交換サイト（Nexdoor）で物を幾つか売買したことがありますが、簡単にスムーズに売買ができるたためお勧めです。ガラージセールを自分でやることはしません。その体力がない！また、子供服は友達にあげるか寄付する方法で処分しています。